東急電鉄は東急車輛の鉄道車両製造事業を、2012年4月2日(予定)にJR東日本に譲渡します。
 譲渡額は約65億円。それにより発足する鉄道車両新会社(従業員約1000人)はJR東日本の完全子会社になります。
 
 JR東日本は、新津車両製作所において17年間で約3,600 両の車両を製造し、ステンレス通勤車両の製造技術を向上させてきました。今回、東急車輛の有する開発設計力や特急車両の製造能力をJR東日本グループに取り込み、新津車両製作所との相乗効果を発揮します。これにより、車両製造事業をJR東日本グループの「経営の第4の柱」として確立し、鉄道技術をリードする企業グループとしての一段の飛躍に挑戦します。
 
 東急車輛が製造した代表的な車両を紹介します。
 
 JR東日本 E926系 East i
 東北・上越新幹線及び新・在直通区間・山形・秋田区間の線路や架線を定期診断している新幹線電気・軌道総合検測車「ドクターイエロー」の2代目にあたります。
 
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 東武鉄道 100系 スペーシア
 浅草と日光を結ぶデラックスなオールMの特急車です。車内はコンパートメントやビュッフェの設備が整えられており、1990年度のグッドデザインにも選定されました。
 
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 JR東日本 E257系
 中央東線・大糸線で運用されている「あずさ・かいじ」用の車両です。同線区は、曲線・狭小トンネルが多く、乗客の快適性を向上させるため、車両の軽量化・低重心化が図られ、空調性能についても、検証を行い快適性を追求した車両となっています。
 
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 アイルランド国鉄 8500形 EMU
 市街地用通勤電車。最高速度110km/hで、DMUと同じワンマン運転。CEマーク(欧州安全規格)に適合したEMC(雑音電磁界)対策を行なっている。
 
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 詳しくは下記を参照してください。
 
 
 
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