幕張車両センター所属の211系は、来年3月までにすべて209系によって置き換えられる計画になっています。
この間までは113系の置き換えが優先されていて211系の置き換えは実行されていませんでしたが、113系6連の209系による置き換えが終わったことにより、12月のダイヤ改正により初めて211系の209系による置き換えが始まりました。それにより211系の10両編成は姿を消しました。
幕張車両センターには5連が14本ありますが、運用から離脱後中央本線用に改造され豊田車両センターに転属する予定になっています。現在のところ運用から外れても予備車としてすべて残っています。
今後209系の6連が配給されるごとに211系の5連と置き換えられていきます。今後12本の209系6連が配給される予定になっていますが、これまで改造を担当していた東京総合車両センターと大宮総合車両センターで、現在209系6連の改造は行われていない模様です。今後いつ再開されるか分かりませんが、これまでのペースから行くと12本を来年3月までに改造できるかは微妙なところだと思われます。したがって、113系の置き換えは来年3月までに終わっても、211系の置き換えは後へずれ込む可能性もあると思われます。
12月のダイヤ改正で外房線の茂原以南では211系は209系や京葉線車両に置き換えられ姿を消したので、画像はダイヤ改正前の211系です。