今日29日、アメリカ軍岩国基地は、

新たに基地関係者80人の感染を発表しました。

 

沖縄県のアメリカ軍キャンプ・ハンセンでは

15日から新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が

発生していて

28日までに270人の感染が確認されています。

 

感染力が強大なオミクロン株が

アメリカ軍によって

日本国内に持ち込まれている可能性が

かなり大きいと言えます。

 

22日には

アメリカ海兵隊の部隊が出入国した際、

PCR検査を行っていなかったことが

明らかになっています。

 

日本の水際対策など何の役にも立ちません。

 

日本政府は

日米地位協定と言う不平等なアメリカからの圧力に

屈しているために

アメリカ軍関係者が

新型コロナに対する

日本の対策を守らなくても

何も言うことができない状態です。

 

つまり、日本国内のアメリカ軍基地は

治外法権だということで

アメリカ軍の関係者は

PCR検査等の検疫を受けないまま

日本国内に入国し、

日本の検疫等を一切受けないまま

アメリカ軍基地の外、つまり日本の国内で

自由に行動しているということです。

 

新型コロナウィルスに感染しているアメリカ軍関係者が

日本国内で新型コロナウィルスを

まき散らしている可能性は

大きいと思われます。

 

日本国内のアメリカ軍基地内部は

治外法権でも仕方がないのかもしれませんが

アメリカ軍関係者が

日本への入国手続きを一切受けないまま

自由にアメリカと日本を行き来することは

日本人としては納得できません。

 

長期政権だった安倍晋三元総理大臣は

外交が得意だなどとうそぶいていながら

日米地位協定に関しては

「相手がいることだから1ミリも動かせない」

などと平気な顔で言っていたようですが、

このような不平等な協定を改善するのが

本当の外交力です。

 

まあ、そんな政権に日本国民は

国の運営を任せているのですから

この先も、日米地位協定は改善されないのでしょう。