岸田文雄総理大臣から内閣参与に登用された

落選議員の石原伸晃氏が

雇用調整助成金・緊急雇用安定助成金を

受給していたことを

AERAdot.が明らかにしました。

 

雇用調整助成金とは、

「新型コロナウイルス感染症の影響」により、

「事業活動の縮小」を余儀なくされた場合に、

従業員の雇用維持を図るために、

「労使間の協定」に基づき、

「雇用調整(休業)」を実施する事業主に対して、

休業手当などの一部を助成するもので

本来であれば、

コロナ禍で売り上げが減った企業を対象にした

助成金制度であって

落選議員とは言え現役の政治家の事務所が

申請するというのは信じられません。

 

雇用安定助成金を管轄する厚労省の担当者は

「全体で収入が増えていても、

ひと月の収入が前年比5%以上減り、

休業手当を出していれば、支給対象になる」

ということなのですが

石原伸晃氏の自由民主党東京都第八選挙区支部の

収入総額は

2020年(1~12月)は約4200万円

2019年(1月~12月)は約3900万円となっているようで

衆議院議員としての歳費や期末手当、通信交通滞在費、

立法事務費、さらに政党助成金の分け前などとの

巨額な収入との関係は分かりませんが

とても資金難に陥っているようには思えません。

 

この先、次の総選挙までは

国会議員としての収入は無くなりますが

10期にわたる衆議院議員としての蓄えは

あるはずですし

仲良しの岸田文雄総理大臣の取り計らいで

「観光立国その他特命担当」などと言う

よくわからない肩書の内閣参与に任命されて

今後もある程度の収入は確保できていますから

自身も生活に困窮するなどと言うことは

考えられません。

 

制度的には不正受給ではないのですが

十分と思われる収入があるにもかかわらず

雇用安定助成金を受給するのは

元となったとはいえ現役の政治家としては

腐っているとしか言いようがありません。

 

さすが、「親の子」ってところでしょうか。

 

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