今年7月の東京都議会議員選挙の運動期間中に

無免許運転で人身事故を起こし、

公表しないまま再選され、問題となっていた

木下富美子都議(55)=板橋区選挙区=が

今日22日午後6時過ぎから東京都庁で記者会見し

都議会議員を辞職することを明らかにしました。

 

木下富美子都議は、

都議会議員選挙直後、選挙期間中の人身事故と

常習的な無免許運転が明らかになったのち

所属していた都民ファーストの会を

除名処分となったにもかかわらず

都議会議員を続けるために

一人会派「SDGs東京」を立ち上げましたが

その後体調不良を理由に

都議会の本会議や委員会を欠席し、

2度にわたり辞職勧告決議を可決されていましたが

都議会議員の続投の意思を明らかにしていました。

 

やっと辞めるか、っていう感じです。

 

木下富美子都議会議員は、

免許停止中にもかかわらず無免許運転を繰り返した上に

人身事故を起こしたなどとして

自動車運転死傷処罰法違反

(無免許過失運転致傷)などの容疑で

ことし9月に書類送検され、

人身事故については

示談が成立しているからなのか不起訴となったものの

分かっているだけで7回にわたって

無免許運転を繰り返したとして

道路交通法違反の罪で

先週、在宅起訴されていました。

 

また、木下富美子都議会議員はこれまでに

5回免許停止の処分をうけていたそうです。

 

木下富美子都議会議員は

東京外国語大学卒業後、

大手広告代理店の株式会社博報堂に入社し、

小池百合子環境大臣が手掛けた「クールビズ」キャンペーンに

携わっていたようですから

経歴的にはとても有能な人だったようですが

「名古屋走り」などと言われる

自動車の違法走行が日常化している

愛知県名古屋市出身のせいなのか

特に交通規則に関する順法意識が

極端に低かったようです。

 

公の仕事をするには、致命的な性格です。

 

とは言え、問題発覚後、直ぐに辞任表明していれば

復活の可能性もあってのかもしれませんが

ここまで問題が拗れてしまったあとでは

再選は難しいのではないでしょうか。

 

まあ、とにかく辞めてもらってよかったと思います。