９月３日、菅義偉自由民主党総裁は
総裁任期満了に伴う自由民主党総裁選挙に
立候補しないことを明らかにしました。
同日午後、首相官邸でのぶら下がり取材で
「さきほど開かれた自民党役員会において、
私自身、新型コロナ対策に専任したい、
そういう思いの中で、
自民党総裁選挙には出馬しない、
こうしたことを申し上げました。
総理大臣になってから、
１年間まさに新型コロナ対策を中心とする
この様々な国が抱える問題について
全力で取り組んできました。
そして、今月１７日から、
自民党の総裁選挙が始まることになっています。
私自身、出馬を予定する中で、
このコロナ対策と選挙活動、こうしたことを考えたときに
実際、莫大なエネルギーが必要でありました。
そういう中で、やはり両立はできない、
どちらかに選択すべきである。
国民のみなさまにお約束を何回もしています。
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために
私は専任したい。
そういう判断を致しました。
国民のみなさまの命と暮らしを守る内閣総理大臣として
私の責務でありますので、
専任してやりとげたい
このように思います。
また、来週にでも改めて記者会見をしたい、
このように思います。」
と言い放ったまま、
あいかわらず記者団の質問には答えることなく
そそくさと立ち去って行きました。
やはり、菅義偉総理大臣は、
原稿がないと質問に答えたり
長い文章をしゃべったりすることができないようです。
ここのところ、菅義偉総理大臣は
新型コロナ対策そっちのけで
延命を図っていたようなのですが
所詮は無能な人ですから
上手くいかず
詰んでしまったようです。
自由民主党では、
総裁選挙の状況が大きく変わってしまったので
にわかに動きが激しくなっているようです。
一昨年末から始まった新型コロナ禍の中で
自由民主党は
政府の新型コロナ感染防止対策をひたすら擁護し、
ただ傍観しているだけで
政権政党として効果的な進言や提案、対策を
全くしてこなかったように思います。
そして今や自由民主党の議員の方々は
新型コロナ対策よりも
総裁選挙及びその先の総選挙に
頭が行ってしまっているようです。
自由民主党がどうなろうと知ったことではありませんが
あらゆる面で世界的評価が下がっている日本が
このままではますます衰退の道を歩み続けることは
確実なようです。
でも、このような無責任集団の
自由民主党に政権を任せ続けているのは
ほかならぬ日本の有権者なのですから
仕方がありません。
皆さん、今度こそちゃんと選挙に行きましょう。