31日東京五輪・パラリンピック組織委員会は、
五輪終了後を受けて撤収した会場などにおいて、
未使用の手袋、マスク、ガウンなどの医療用消耗品の一部を
廃棄していたことを発表しました。
廃棄していたのは、都内では
大井ホッケー場や潮風公園、有明アーバンスポーツパーク、
葛西のカヌースラロームコース、
地方会場のサーフィン、ゴルフ、野球なども含めた
計9会場で
マスクは50枚入りで1箱のものを660箱で3万3000枚、
消毒液を380本、ガウン3420枚などを廃棄し、
金額換算でトータル500万円分にのぼるとしています。
オリンピックで未使用だった医療用消耗品を
パラリンピックで活用しようと、
29日に確認したところ廃棄が判明したそうです。
医療用資器材については、
心電計、診察台、ストレッチャーなどの機械、備品、リネンなどは
レンタルのため返却し
注射針や輸液セットなどの医薬品、医療機器については
法令上譲渡は不可となっていて
初めから未使用で残ったものは
廃棄することになっていたそうです。
しかし、手袋、マスク、ガウンなどは
譲渡を前提としていたのですが、
撤収期間が短かったことや、
医療関係者への譲渡は手続きに時間がかかることなどで、
保管場所を用意していなかったことなどから
廃棄してしまったと言っているようです。
保管場所などどうにかなるものです。
取ってつけたような言い訳です。
めんどくさいから廃棄したのでしょう。
自分の金じゃないからいい加減な処理をします。
こんな使い方をされては、日本の借金は増えるばかりです。