今日放送されたTBSテレビの「報道特集」によると
国立競技場で、
東京五輪の会場運営のボランティアらに向けて用意した弁当が
大量に捨てられているということです。
弁当が大量廃棄されたのは、
五輪が無観客開催となり
ボランティアの数が減ったためで、と言うことのようで
消費期限が切れる前に廃棄することを
指示されているそうです。
無観客開催になったのですから
必要なスタッフの人数も当然大幅に減少しますから
弁当その他、必要な備品等の数も
大幅に減少することになります。
既に、除菌用アルコールや観客用うちわなども
使う当てもないままに大量に積み上げられているようです。
東京五輪の組織委員会は、「SDGsに貢献する」とうたい、
持続可能性に配慮した食材の調達をする
と明記しているそうです。
需要のない弁当を発注して
当然のように手つかずのまま廃棄するということが
「持続可能」と言うことなのでしょうか。
弁当の発注量をコントロール出来ないということは
イベント開催の基本中の基本が出来ていないと言うことで
オリンピックなどと言う超大規模イベントを開催する
能力がないというとことになります。
競技が始まれば、日本人選手には活躍してほしいですし
テレビ観戦で応援もします。
しかし、オリンピックが開催されてよかったかと問われても
良かったとは言えません。
東京五輪関係者の新型コロナウィルス感染者は
毎日判明していて、
何時バブル内クラスターが発生しても
おかしくないような状況のようです。
新型コロナウィルス感染の観点から言えば
多分、東京五輪強硬開催は、大失敗となります。
でも、菅義偉総理大臣は
「東京オリンピック・パラリンピックは大成功でした」
とか言うのでしょう。