今日18日、大相撲名古屋場所は千秋楽を迎え
横綱白鳳と大関照ノ富士との結びの一番は、
大相撲初の異種格闘技戦となりました。
両者が立ち会うと横綱白鳳は
左手を照ノ富士の顔面にかざし照ノ富士の視界を遮ると
白鳳の伝家の宝刀、右肘打ちを
照ノ富士の左顎にヒットさせ
打撃戦に持ち込もうとしたようですが
照ノ富士は白鳳の前まわしをとらえ
相撲に持ち込もうとしました。
白鳳は照ノ富士の頭をたたきながら逃げ回り
照ノ富士の前みつを切ると
左右の平手打ちを食らわせて打撃戦に持ち込もうとしました。
照ノ富士も平手打ちで応戦したところ
打撃では勝てないと踏んだのか
今度は白鳳が組み付き
四つ相撲になるのかと思われましたが
白鳳は照ノ富士の右に回り込み
上手投げで照ノ富士の体制を崩すと
両手で照ノ富士の右腕を抱えて
肘関節を決めながら投げを打ち
照ノ富士を土俵に沈めました。
この対戦で全勝優勝を決めた白鳳は
土俵上で勝利の雄叫びを上げて
観客にアピールしていました。
このような異種格闘技戦が成立するのであれば
選手入場などをもっと派手に演出すれば
若者受けするのではないかと思います。
大相撲も
伝統にこだわらない戦い方を取り入れるようになったようです。
大相撲の新時代の幕開けでしょうか。
雄叫びを上げる新時代の横綱白鳳