今日17日、ドルフィンズアリーナで開催されている
大相撲名古屋場所は14日目を迎え
綱とりに挑戦する大関照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が、
関脇高安を寄り切って初日から無傷の14連勝を飾り
けがのため6場所連続で休場して、
名古屋場所に進退をかけた横綱白鳳も
大関正代を退け、こちらも初日から14連勝となり
千秋楽は2012年の名古屋場所以来9年ぶりとなる、
全勝同士の相星決戦となりました。
全勝同士の対決となる千秋楽は
本来であれば盛り上がるところなのですが
横綱白鳳の今日の横綱らしからぬ取り組みを見せられると
かなり興ざめとなってしまいました。
もうとっくに横綱としてのピークを過ぎている白鳳は
正攻法では大関正代に勝てないと思ったのか
土俵いっぱいに下がって仕切り、
突っ込み合い、ぶつかり合うような立ち合いではなく
その場で立ち上がって、両者にらみ合うという
おかしな取り組みでした。
取り組みの最中でも、横綱白鳳は
正代に対してお得意の「張り手」と称する
「ビンタ」を食らわせるなど
とても横綱とは思えない
みっともない取り口で
正代を下したのでした。
とても横綱の取り口ではありませんでした。
そこまでして勝ちたいのかという感想です。
「晩節を汚す」とはこういうことを言うのでしょう。