今日9日、菅義偉官房長官が

米ワシントンに向けて成田空港を民間機で出発したようです。

 

菅義偉官房長官の事実上の外交デビューとなるようで、

自由民主党内では「ポスト安倍への意欲では」

と臆測が出ているようです。

 

安倍晋三総理大臣が、長い間支えてもらっているので

恩義を感じて、次期自由民主党総裁に、と思っていても

不思議ではありません。

 

外交が得意だと嘯いている安倍晋三総理大臣ですが

トランプ米大統領と頻繁に会談していても

個人的に仲良くなっているだけで

国益に利するところがないので

菅義偉官房長官にフォローしてもらおう

ということにも思えます。

 

菅義偉官房長官は、アメリカ滞在中に

安倍晋三総理大臣のインチキ経済政策アベノミクスを

米経営トップにも売り込むという使命も受けているようです。

 

しかし、主な目的は、日朝会談のお膳立ての協力を

求めるためのようです。

 

安倍晋三総理大臣は

拉致被害者の帰国が実現した小泉純一郎政権下で

副官房長官を務め、小泉純一郎総理大臣の訪朝時に

度々、メディアに映り込んでいたので

拉致問題が得意であるかのような印象があるのですが

実際には、第二次安倍晋三内閣成立以来

拉致問題は1ミリも進展しておらず

外交において大きな成果など少しもないことから

安倍晋三総理大臣が外交もダメだということが

明らかになりつつあります。

 

北朝鮮問題をめぐる国際的な話し合いの場として設定されている

「6か国協議」のメンバー国で

単独で北朝鮮の金正恩委員長と会談できていないのは

日本の安倍晋三総理大臣だけですので

もはや、外交が得意、などと言えたものではありません。

 

これに焦った安倍晋三総理大臣は先日、

日本人拉致問題の進展を

日朝首脳会談の開催の前提条件に置くとした

従来方針を事実上転換し、

日朝首脳会談の無条件開催を目指す意向を

固めたばかりです。

 

遅ればせながら、

せめて一度は日朝首脳会談を実現しなければ

カッコが付きません。

 

実際には、ろくな外交も出来ない安倍晋三総理大臣としては

日朝首脳会談の開催もアメリカ頼りということのようです。

 

菅義偉官房長官の訪米で

日朝首脳会談が実現すれば

次期自由民主党総裁は菅義偉官房長官で決まりです。

 

菅義偉官房長官の外交デビューは同時に

次期自由民主党総裁への試金石になりそうです。