今日14日午前11時頃、

安倍晋三総理大臣は

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の

名護市辺野古への県内移設計画で、

辺野古沿岸部への埋め立て用土砂の投入を始めました。

 

まあ、やるとは思っていましたが

国会の採決と同様の

安倍晋三総理大臣お得意の権力を笠に着ての強行です。

 

沖縄の民意を全く無視した暴挙です。

 

辺野古沿岸の埋め立てを巡っては、

2013年12月に当時の仲井真弘多沖縄知事が

公約を破って政府の埋め立て申請を承認し

1014年12月に就任した翁長雄志知事が

2015年10月に承認を取り消したのですが、

1016年12月に承認取り消しを違法とする

県側敗訴の最高裁判決が確定していました。 

 

裁判所も安倍晋三総理大臣の言いなりですから

当然予想された判決でした。

 

沖縄県は今年8月31日に軟弱地盤の存在などを理由に

「承認の要件を充足していない」として

埋め立て承認を撤回したのですが、

国は使えないはずの行政不服審査法の請求で

石井啓一国土交通大臣が

承認撤回の効力を止める執行停止を決定し、

防衛省が11月1日に工事を再開していました。

 

沖縄県は石井啓一国土交通大臣の決定を不服として

国の第三者機関「国地方係争処理委員会」に

審査を申し出ていて、

今後、法廷闘争に発展する可能性もあるのですが

所詮は国の第三者機関ですから

安倍晋三総理大臣に意向に違う判断をするはずがありません。

 

安倍晋三総理大臣は、今年1月には国会で

「沖縄の方々の気持ちに寄り添いながら、

基地負担の軽減に全力を尽くす。

これが政府としての一貫した方針であります」

などと答弁していましたが

安倍晋三総理大臣が「沖縄の方々の気持ちに寄り添う」と

辺野古沿岸の埋め立てになるようです。

 

安倍晋三総理大臣は、

沖縄県民がどのように思おうと

世間に「普天間基地を返還させた」

と言えればいいようです。

 

そして、アメリカには

「前より立派で使いやすい飛行場を作ってあげましたよ」

などと言って、褒めてもらいたいようです。

 

頭のおかしい人の考える事は常人には理解できません。