きょうは8月17日、私の住む信州はきょう1日、雨が降った
りやんだりのぐずついた天候で、気温も25度に届かないと
いう、夏にしては涼しい1日でした。
でも、今は夏で盛りです。
きょう家から外に出て見ると、仰向けになったセミが落ちて
いました。
ピクリとも動かないので、死んでしまったのではと思い、
土にかえしてやろうと思い、セミを道具でつかもうとしまし
た。
すると、何と、セミが動いたのです。
死んでいるものとばかり思ったセミが、バタバタと羽を広げ
ひっくり返って、うつ伏せ状態になりました。
や、生きていたんだと、ちょっとびっくり。そのままにして
おきました。
そこで、セミの一生について考えてみました。
セミは、7年間も地中で過ごし、夏に地上に出たと思ったら
全力で鳴き、そして7日間でその生涯を終えるという、すざま
しい生き方をします。
そんな生き方もあるんだな
と、
一種の
あこがれを持ちながら、
平平凡凡と生きている
私が、
ここにいます。
あしたは、
蝉しぐれが
聞こえるだろうか。