若狭勝オフィシャルブログ「法律家(Lawyer)、議員(Legislator)、そのL字路交差点に立って」Powered by Ameba -2ページ目

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NOシリーズ2

消費税増税の前に、国会議員定数を250人ほど減ら方針を打ち出す。

国会の委員会においても、雑誌を読んだり、雑談したり、離席を繰り返す議員、不倫に走る国会議員、もう要りません。そうした削減によって、国会議員に係る税金も大幅に減らすことができます。それが希望の党の方針です。

まさに、増税の前に国会議員が身を切る改革です。

それに消極的な安倍自民党政権にNO!

NOシリーズ

希望の党と自民党との大きな違いは何でしょうか。

確かに、自民党もこれまで良い政策を打ち出してきた面はあります。しかし、いざその政策を実現しようとすると、そこに高い厚い壁が立ちはだかります。

利権や既得権を有する団体・利害関係者・官僚・役所等からの反対論です。いわゆる族議員の動向も勢いを増します。それにより良い政策が骨抜きとなり後退します。

それがしがらみ政治です。

自民党政治は、これまで「しがらみ政治」に支配されてきました。

私は、かつて特捜部検事等として刑事責任を追及する中で、自民党政治の奥深いところを見てきました。眼光鋭く奥深いところを見てきた国会議員は、私をおいて他に誰もいません。その経験があるからこそ自民党の「しがらみ政治」を断言できます。

希望の党は、少子高齢社会が高まる中、こうした自民党の「しがらみ政治」を打破する。そうしなければ、国民のために真に良い政策を実行できないと思っているからです。しがらみ政治が継続する限り、今後、我が国は衰退の一途を辿ります。

 

しがらみ政治を打破するための一つの手段が情報公開の徹底です。しがらみ政治の脱却に後向きで、情報公開に消極的な安倍自民党政権にNO!

 

この案件の一番のポイントは、これまで国会でもあまり議論されていなかった点。

それは、今治市における加計学園の獣医医学部新設の時期が本来であれば平成31年4月であったものが1年前倒しとなり平成30年4月となったことです。

この1年の前倒しによって加計学園の資金繰りが非常に助かります。

入学金、授業料、補助金が入るとともに建設代金の支払いもできることになります。

また1年前倒しにすることによってライバルであった京都産業大学が申請をあきらめざるを得なかったということです。

このように1年前倒しにより一石4鳥の効果が加計学園に生まれます。

安倍総理は、国家戦略特区関係の委員会等の委員等においては、安倍総理の関与を指摘する者がいないなどと馬鹿げたことをいっているが、私の特捜部の経験からすれば、不正と言うのは水面下で行われるものであり、公式的な委員会等において関与が浮き彫りになるようなものでは決してありません。

まさしくその水面下で、加計学園理事長と安倍総理が、この1年前倒しの話を行っていた可能性が高いのです。

そのようにお友達に便宜を図ることによって、京都産業大学が諦めざるをえなくなるなど、行政が歪められ、お友達に対して資金繰りの関係で利権を与えると言うしがらみ政治そのものになるのです。

安倍総理は今年1月20日になってはじめて加計学園の申請計画を知ったという不自然極まりない話をしておりますが、それは昨年会食をしたりゴルフをしていたりする際にこうした開設時期1年前倒しの話を出ていたことを覆い隠すための嘘の可能性が高いです。

こうしたことがうやむやのままに終わるようなことになれば、日本の政治はどんどんと腐っていきます。

今こそこうした政治の腐敗を根絶し、しがらみ政治を追放し、国民にとってより良い政策が公平公正になされることを求める時期なのです。

今度の選挙はそうした政治姿勢が問われる選挙であります。