私は、検事などの経験を通じて、これまで、
数々の人間心理を研究してきました。
「週刊朝日」の今週7/1号に、表題の記事が掲載されました。
その中で、「元東京地検刑事部副部長で、弁護士に転身し、
数多くの殺人事件も担当した若狭勝衆議院議員は話す」として、
「動機は犯行に踏み切るための、小さなきっかけにすぎないのです」
殺人事件は大きく「激情型」と「計画型」に分けられるが、
男性は激情型が、女性の場合は計画型の比率が高いという。
「女性はコップに水がたまるように、徐々に不満を募らせ、年月を経て水位が
上がっていく。いよいよコップの縁ぎりぎりまでたまったところに、小さな滴が
ポタリと落ちると、一気に不満があふれ出し、大胆な犯行に及ぶことがある」(若狭さん)
という私のコメントが掲載されました。
振り返りますと、これまで本当に人間心理を学んできたと思います。
殺人犯の心理
薬物中毒者の心理
詐欺師の心理
収賄者の心理・贈賄者の心理
会社経営者の心理
などなど、枚挙にいとまがありません。
現在、議員である私は、政治家集団の中で、政治家心理を学んでます。
政治家の心理って、ある意味、特殊であり、本当に興味深いです。
今は、その政治家心理について奥深いところから学んでおります。
このブログのL字路交差点に立ちながら、ある意味、冷静に、客観的に
政治家心理に溺れないように、さらに研究を続けてまいります。
この政治家心理を探ることによって、選挙制度をはじめ、政治の在り方、
政治家の在り方が浮き彫りになるような気がしてなりません。