私は、
政治資金規正法に精通してきた元検事
政治資金の運用の実態を知リ得る国会議員
公正・説明責任・透明性の価値観の実践を唱える法律家
であります。
まさしく、このブログのタイルでもあります「L字路交差点に立つ者」です。
もやもやしてる舛添都知事問題の今後について、
こうした立場から大胆に申し上げたいと思います。
舛添都知事の今般の問題については、いろいろと言われています。
しかし、その多くが違法に問えない(先般の第三者とされる弁護士による調査報告)
ということであれば、本来予定されている次の都知事選挙で舛添さんの資質等を
問えば済む話です。
ただ、唯一、正月の千葉県内のホテルの家族旅行の際、
出版社社長と会議を行ったとして、会議費という名目で、
ホテル代を政治資金収支報告書に記載したこについては、
次の選挙でその当否を問えば済むというような話ではありません。
そもそも、そのような会議が一切なく、明らかな虚偽であれば、
これは、政治責任・道義的責任を超え、明らかな違法行為です。
したがって、犯罪として問責されるような人が都知事の職を続けることは
許されず、当然、都知事を辞任すべき、ということになるはずだからです。
したがって、
舛添都知事側が、この会議の事実を自ら証明すれば、引き続き、
都民・国民のために都知事の職務に専念してもらうことで良しとし
逆に、
都知事側がこの会議の事実を証明できないような時は、まさしく辞任する
という枠組みを設定するのがよいのではないでしょうか。
舛添都知事側がこの会議の存在を証明するのは、それほど難しいことではないので、
自ら知事の職を賭して出版社社長との会議を証明・立証すればよいだけの話です。
これで、舛添都知事問題をそろそろ決着させませんか。