ライバルが自分を高めてくれる | 若狭勝オフィシャルブログ「法律家(Lawyer)、議員(Legislator)、そのL字路交差点に立って」Powered by Ameba

若狭勝オフィシャルブログ「法律家(Lawyer)、議員(Legislator)、そのL字路交差点に立って」Powered by Ameba

若狭勝オフィシャルブログ「法律家(Lawyer)、議員(Legislator)、そのL字路交差点に立って」Powered by Ameba

関東地方では桜の季節が終わろうとしています。
ソメイヨシノばかりが注目されがちですが、
春に咲く花は他にもたくさんあります。

私の地元、足立区青井の沿道には、
バラ科のハナリンドウが咲いています。

2016.04.06_青井のハナリンドウ_R 

ソメイヨシノのような圧倒的な存在があるせいで、
桜に比べられるとかすみ勝ちですが、それでも、
けなげなに凛として咲くハナリンドウの姿も、
なかなか綺麗だと思います。

そんな中、先週、リオ五輪の水泳代表の選考会が行われ、
5度目のオリンピック出場に挑戦した北島康介選手や
萩野公介選手らの泳ぎが話題になっていました。

個人メドレーで圧倒的な実力を有する萩野選手の影に隠れがちですが、
同い年の瀬戸大也選手も活躍していて、既にリオ五輪代表が内定してます。
そんな瀬戸選手のインタビューには、以前から感心させられます。

彼は、何かと萩野選手と比較されたり、その2番手扱いにされることが多いのですが、
そうした扱いを受けるのを嫌ったり、それを屈折したバネにして頑張るとかでもなく、
「(萩野)公介がいるから自分も頑張れる」
「公介のおかげで自分もここまで来れた」
といったコメントを発しています。

きっと、親御さんによる教育やコーチの指導が
素晴らしかったのだと想像します。
ライバルに感謝する念を持つことは、どんな分野でも、
誰にとっても必要なことだと思います。

そういう思いがあってこそ、お互いに切磋琢磨できて、
より高いところへ到達できるのだと思います。

政治家同士や政党同士も、ライバルでありながらも、
お互いを認め合え、高め合えるような関係になれれば、
より良い政治、政策を実現できるのではないかと常々思っています。