自民党の宮崎謙介衆議院議員が「育休」をとることを宣言しました。
来年2月、自民党の金子めぐみ衆議院議員との間に第一子が誕生するためです。
これに対して、賛否両論が拮抗しています。
否定的なものは、「公選の議員なんだから、議会を休みべきでない」とか
「議員は、雇われている人とは違う」、「産休はともかく、育休は前例がない」などなど。
私としては、宮崎議員の考えを支持します。
賛否両論が拮抗している時にどのように考えるか。
私がよくとる思考方法は、「軸足」に基づいて判断するということです。
常々、政治家にとって大事なことは「軸足」に基づいた思考だと思っているからです。
深刻な少子化問題を少しでも解消するための政策を追求し続けること、
これが軸足(の一つ)です。
子供を産みやすくするため、母親たちの過重な負担を少しでも和らげることが大切です。
それには、父親が育休をとりやすくする政策が求められます。
そのための法整備はもちろん、社会的な気運を高める必要があります。
しかし、まだまだ、そうした社会的な機運が高まっていません。
そうだとしたら、父親が本格的に子育てに参加しやすい環境を醸成するため、
例えば、育休取得を義務付ける法律が必要なのかもしれません。
まさに、このブログの基本フレーズである、
法律が社会をリードする「世は法につれ」の出番です。