私、若狭勝の考え、想いを広く知ってもらいたいという気持ちから、
本日から、このブログをスタートいたします。
自分の課題としている政策や政治活動、その基になっている信条・来歴等を比較的じっくり語っていきたいと思っています。
そこで、このブログのタイトルを
法は世につれ、世は法につれ
法律家(Lawyer)、議員(Legislator)、
そのL字路交差点に立って
と名付けました。
ひと昔前、歌謡曲と呼ばれるものが主流でした。
テレビで毎日のように放送されていた歌番組では、
司会者が曲紹介の際などに
歌は世につれ、世は歌につれ
と枕詞のように口にしていました。
流行歌の内容は、世の中の移り変わりを反映する、
逆に、世の中は、流行歌の内容で変わっていく、という意味です。
これは、まさしく、法律についても言えることだと思います。
「法」と「社会の価値観」との関係も、先程の
「歌」と「世の中」との関係に似て、さながら、
法は世につれ、世は法につれ
といえる面があるなと思っていました。
社会の価値観が遷り変わることで、それまでなかった新しい法律が
制定(あるいは、従前の法律が修正)されたりします(価値先行型)。
逆に、社会の在り方を変えるべく、法律が先行して制定されることで、
これを追いかけるように社会の一定の価値観が築かれていく
ということもあります(法律先行型)。
そんな法律と社会の価値観との関係については、33年以上にわたって、実務法律家をしてきた私が議員になったからこそ、奥深く語ることができると思い、それを端的に表すつもりで、ブログのタイトルにしてみました。
「L字路交差点」の由来については、明日お話したいと思います。