北九州でお茶を教えて30年。とうりん茶道教室の木本桐綾です。
海外で抹茶の需要、茶道の関心が高まっています。
でも、本場の日本では茶道の関心はそれほど高いようには
感じられません。
茶道=(イコール)抹茶・・・敷居の高いもの=>近づけないもの
のような暗黙の雰囲気があるからでしょうか?
そのような先入観が、日本人全体に感じられます。
ところが、海外の方々は全く先入観なく、日本の長寿や、コロナの
広がりが世界に比べて低かったことが、お茶を日常に飲まれている
という情報により、お茶が大変注目されるようになりました。
その結果、国内での抹茶不足という事態に発展しているのを、
どのくらいの日本人が把握しているでしょうか?
春になると、桜のお菓子やスイーツ、初夏になると抹茶のお菓子が
スーパーなどの店頭に並べられるようになりますが、今年は
抹茶不足の原因により、数が少なくなるのではないでしょうか?
お茶屋さんやお茶のお稽古されている方々は、茶道教室などの
継続に危機感を覚えています。
燦燦と陽が照りだして、茶葉が伸び始めるころが待ち遠しく
感じられます。
お茶農家の事情を把握してない私は、煎茶畑をも抹茶畑にして
少しでも多い抹茶の生産を望むばかりです。
日本の良いものは知識も健康もお金もどんどん海外に流出していき
ます。日本の崩壊を誰もが口を噤んで見て見ぬふりを通しています。
危機感を持っているのはごく一部の方々で、日本に長年住んでいる
方はそれが当たり前になっているので、いかに恵まれているかを
知らずに過ごされています。
突然、目の前から消えると、慌てて買い占めに走り、ますます危機的
状況を拡大していきます。
抹茶の良さ、茶道の良さを、一度見直して、体験してみて、日本の良さを
インバウンドに任せきりにせず、味わってみませんか?
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