こんにちは! 30年北九州で茶道教室をしております木本桐綾です。

 

菓子切りは、茶道の茶席のなかでは、当然お菓子を切るために使います。

でも、すべてのお菓子を切るわけではありません。

 

練りきりや羊羹などは菓子切りで切れます。

お餅や牛皮、薯蕷饅頭などの蒸饅頭は非常に切りづらいです。

無理に菓子切りを使おうとするとぐちゃぐちゃになったり

懐紙に貼りついたりしてかえって時間がかかることになります。

 

それではどうするのか?

饅頭類は手で割る。餅類はそのままかぶりつくのが正解です。

菓子切りは、右のプラスチックのものもありますが、

左側のステンレス製だと、よりきれいに切れます。

 

また、茶会では「くろもじ」と呼ばれる、木を削った

ようじがつけて出されることもあります。

これは、つまようじのお菓子用バージョンともいえるもので

本来、捨ててしまうものなので、持ち帰ってもよいですが

それ以外の竹の素材や漆塗りのものは、備品のひとつなので

もちかえらないようにしましょう。

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