茶い道で抹茶をいただく前に、お菓子をいただきます。
それは、いろいろな意味があります。
もともと苦かったであろう抹茶を飲むのに、
苦みを軽減するために甘いお菓子を食べて
口の中を甘くしておく、とか。
空のおなかにいきなり抹茶を入れると刺激が強すぎるので
それを軽減するために一口お菓子をいただく、とか。
本来は、懐石をいただいてから抹茶を飲むので
お菓子1個では賄えないとも思えるのですが・・・
お菓子は季節を取り込んで見た目にも
美しくデザインされています。
その季節の意匠だったり、行事のデザインだったり
色も見た目もその茶会に沿ったものが出てくるので
味と共に見た目も楽しめ、茶会においての
楽しみのひとつになっています。