肺呼吸①

 

ヒトの肺呼吸は、肋骨と横隔膜が動くことによって行われます。

今回のペーパークラフトは、

その肋骨と横隔膜の動きを再現できるようにしたものです。

 

息を吸う時は、

肋骨が上がって、横隔膜が下がります。

それが、次の写真です。

 

肺呼吸③

 

少し見づらい(分かりづらい)ですが、

横隔膜を下にずらしています。

つまり、肺の部分の空間が広がるわけです。

 

息を吐く時は、

肋骨が下がって、横隔膜が上がります。

それが、次の写真です。

 

肺呼吸②

 

横隔膜を上げるだけでなく、

肋骨の部分を少し下げる(つぶす)ことができます。

このまま、平らになるまで折りたたむと、ノートに保管できます。

 

ペットボトルと風船を使って、

肺と横隔膜の関係を示す実験の方が、

気圧の変化などの科学的な仕組みが再現できるので、

生徒の科学的な思考力を育てるためには最適です。

 

今回、紹介した教材は

あくまでも呼吸の仕組みを確認する際の

補足的なものになります。

 

形は複雑に見えますが、

作成する部品は2つしかないので

工作は意外に簡単にできます。

その割には、動きがシンプルで面白くないですか?

 

↓↓↓ 展開図はこちら ↓↓↓

肋骨と横隔膜