![凸レンズと像](https://stat.ameba.jp/user_images/20150223/21/wakaru-rika/db/3f/j/t02200165_0640048013226908384.jpg?caw=800)
今回は、
立体的ではありませんが、
変化が見られる、
動くシートを作ってみました。
「凸レンズと像の実験」と
「像の大きさや位置を求める作図」との
中間的な教材です。
作図をするときは、
次の4つの位置に
物体を置いたときに
像がどうなるかを
“別々”に求めるのが普通です。
1.焦点距離の2倍以上の位置
2.焦点距離の2倍の位置
3.焦点距離以上で2倍未満の位置
4.焦点距離の内側
ところが、
バラバラに作図をすると、
全体の変化の過程や関係が
分かりづらくなってしまいます。
つまり、
「物体をレンズに近づけていくと、
像の位置や大きさはどうなるのか?」
といった問いがあった時に、
その動きがイメージしにくいのです。
今回、開発した教材は、
内側のシートを
矢印の方向(右)に引っ張っていくと、
左にある物体(ろうそくの絵)が
レンズに近づいていきます。
すると、
物体が50㎝から10㎝進むごとに
像が見えるようになっています。
焦点距離は20㎝に設定しています。
ポイントは、
作図した時とほぼ同じ位置に
作図した時とほぼ同じ大きさの
実像や虚像の絵が
現れるようにしたことです。
工作は、
1年生が作ることを考慮して、
カッターを使わずに
はさみとのりだけで
作れるようにしました。
写真では、
変化が見せられなくて残念です。
↓↓↓ 展開図はこちら ↓↓↓
凸レンズの光学台