飛び出す!寒冷前線と温暖前線

温帯低気圧にある寒冷前線と
温暖前線を立体にすることで
低気圧が通過した時の「天気の変化」を
実感しやすいようにしました。

一般的には、上空から見た「天気図」と
それを側面から見た「断面図」で
「天気の変化」を考察することが多いです。

「天気図」だけを見て、
各地域の気象が想像できるのが理想ですが、
経験が少なく天気図に慣れていない生徒には、
平面の情報だけで理解することが
苦手な人もいます。

そこで開発したのが、今回の立体模型です。
メリットとしては、次の点が挙げられます。

1.移動できる。
 低気圧(前線)を実際に動かすことができるので、
 地図の上で、西から東へ動かせば、観測地での
 天気の変化が想像しやすいです。

2.人形が通れる。
 模型の中を、人間に見立てた紙や物を通すことができるので、
 その人形に感情移入することによって、
 実際に前線が通過した時に、自分が感じるはずの天気の変化が
 想像しやすいです。

3.雲がある。
 温暖前線が近づくにつれて、雲の高さが低くなることが、
 簡単に分かります。

4.折りたためる。
 ノートに貼って保管することができます。

5.工作が簡単。
 約30分もあれば、ほとんどの生徒が完成します。

あとは、この模型を活用した練習を繰り返して、
模型がなくても、天気図だけで気象がイメージできるように
なってくれれば、最高ですね。

↓↓↓ 展開図はこちら ↓↓↓
寒冷前線・温暖前線