r JW良心派ならびにJW強制2世のみなさんこんにちは。


 頑強なカルト親に一生悩まされる強制2世のみなさんにはお見舞い

申し上げます。

 

 親子の縁はこれほど脆いのかとため息つく前に、現役JWなのに「アンチ統治体」

というワカリミからの見解を披露させていただきます。


 両手を挙げての歓迎と塩対応の差は現在の行状や資質ではありません。

 両者の線引きは至ってシンプル。

①バプったか?

②審理委員会で排斥処分を食らったか?

 以上です。





 

 ほとんどの忌避親子断絶はJW親の側に責任があります。JWが奨励

した「未成年洗礼」の弊害です。当時の同調圧力に負けて我が子の献身、

バプを容認したのです。これは現在でも変わっていません。

 「早くバプ、ゆっくり後悔」。ちなみに未成年者にバプを聖書は絶対に勧めて

いません。


 「早バプ」を悔いた多くの強制2世は安易な方法でその鎖を断ち切る方法を

模索します。

 多くは喫煙という手段です。


 佐藤祥子(仮名)は会衆の新記録となる小学4年でバプを受けました。

会衆でも巡回区でもスターになりました。

 両親はバプの前に当時の長老にも相談し、巡回にも相談しましたが彼らも

自分たちのお手柄になるので大賛成でした。


 しかし祥子は思春期を迎え、世の中の現実に気づきJWである事を後悔、忌避

し始め、タバコに手を染めて「タバコやめるかJWやめるか?」の問いに

あっさり「JWやめます」とおさらばしました。自然消滅の手間を惜しんだのです。


 それから5年祥子は幸運にもメガネに叶う男性と巡り合い、10年後子供に恵まれ

ます。


 初孫の誕生と共に親子断絶は氷解すると思いきや現役JWの両親は和解を拒否、JW

ではない夫が気を遣い子を連れて面談は果たしますが、親子間の絆の修復は全く

進展しませんでした。


 現役JW両親の決意は1ミリも影響を受けませんでした。


 現役JWの佐藤夫婦は「太平洋戦争の亡霊」と恐れられた小野田寛郎

に通じるものがあります。彼らにも妥協はないのです。





 初孫の笑顔も上官の命令解除がない限り、現役JW両親の「排斥者交流拒否」は

全く揺るぎませんでした。


 父親は娘との和解なしに昨年他界しました。




 悔い改めて審理委員会に復帰要請をし、「上官」からの復帰受理命令と

排斥解除されない限り、「娘は生き返らない」のです。


 まだ生きている母の決意も揺るぎません。




 ワカリミの観察はこうです。


 佐藤両親に過失がありました。未成年バプは違法でした。

何があっても未成年に一生の決定をさせてはいけなかったのです。

 祥子にも過失がありました若気の至りで「腹立ち紛れ」に大人の対応を

怠ったのです。養育してもらった両親にもっと敬意を示すべきでした。


 1番の過失はJWにあります。未成年バプが違法だからです。JWプロパガンダ

に「幼児」は不可欠でした。今だに変わっていません。


 

 小野田寛郎に妥協はあり得ません、妥協よりも死を選択します。

 




 小野田寛郎は「敗戦」の事実を受け入れました。佐藤夫婦は「明日マゲ」

敗戦を受け入れていません。良い人はみんなJWを辞めてしまったと言う現実

を受け入れてはいますが、統治体と長老団という上官の命令違反はできません。


 最後に現役JWの西田佐知子さんの「東京ブルース」で本日の結論といたします。