のろい台風で雨降りを楽しむ或いは憂鬱なJW

関連のみなさん殊にJW2世3世のみなさんこんにちは

分かりみ爺さんです。

 

 開拓学校同期のその後40年のドキュメントです。

40年後はみなさんにとっては想像出来ない世界かもしれません。

アスクルの商品が40年後にも来ない、同期の桜は2曲化しました。

 1/4はJWから脱塔、残念ですがリサーチ不可、1/4は

JW残留開拓は降り伝道者、1/4は死亡此処10年以内、

そして1/4は現役開拓者でした。現役開拓者は全員、私じじい

より高齢です。

 

 それでは1/4もハッピーで素晴らしいかと言うと複雑‼️

もう自分が生きてハルマゲドン通過は無理と口を揃えて断言します。

じゃあなぜ続ける❓これまでの40年の人生はリセット出来ない

からだそうです。殆どが1世信者、周囲からの猛反対を

押し切ってこの道に入り、走り続け、もう一度リセットする

エネルギーは残っていない、例え楽園が来なくても信じた私が

バカだったのだから仕方ない、終活もしているし、このまま

逝くしかない‼️

 

 楽園を信じて、40年間の奉仕人生後悔してないのかと聞いても

私は人生をエホバに捧げたの、悔いはないし、誰かを恨んでも

いないと返答された。一世なのでJWになる前よりは解放され

仲間もいるから、騙されたとは思っていないと逆伝道されました。

彼らに被害者意識は皆無でした。成人してからJW入りした彼ら

は貧乏くじを引いた不運を受け止めようとしていたのでした。

 

 彼らは真面目な典型的日本人なのです。不思議な事に敗戦した

日本人で天皇の責任追及したのはごく少数でした。

戦地に赴いた亡き父や母から天皇や大本営、

軍部の悪口や恨み事を私は一度も聞いた事がありません。

なぜなのでしょう、もっと悲惨な戦友や知人よりまだマシ

だからでした。そして二人には伸び伸びした、青春

時代があったのです。

 

 そう一世には蹂躙されていない青春時代があったので、私を

含めその後の人生はいわばおまけ、遊びほうけた放蕩息子が

実家に帰って来たような物なのです。

 

 開拓戦友を訪ねて、この親父は複雑な気持ちに成らざるを

得ませんでした。一世のほとんどは結婚も出産も飲み放題も

なんの制約も受けませんでした。やりたい放題やって、自分

の実力を社会で充分知らされてJWになった人がほとんどです。

それぞれがそれなりに問題はありましたが、第一の人生を満喫

したのでした、なので開拓やって建設やって、ベテルに、必要に、

外国に、行こうなどいう上昇思考の持ち主も少数派ですし、

「どうせ私を騙すなら騙し続けて欲しかった」の口です。

 

 そして所詮、道楽開拓奉仕ですから長続きさせるには、経済的

安定が不可欠です。現在も開拓継続者には子や孫がいて、

持ち家があるという共通点があります。両方ともない人で

しがみついての開拓継続者は靴脱ぎアパート、銭湯、タカリ生活、

雇用引き合いなし、年金なし、病弱の5重苦で目も当てられません。

道楽は金持ちしか出来ないのです。やっちゃいけません。

 

 結論: 道楽、趣味であれば金と暇がある人が好きにやれば誰に

文句を言われる筋合いも無ければ、健康的で褒められるべき事

でしょう。しかし彼らは創造者の名前の入った看板を背負った

のでした。その使命の下に40年宗教的ボランティア活動に従事

したのでした。その音信は結果的に偽りだったのです。地上の

楽園は到来せず、JW教団の寄付金徴収宣伝活動家になり下がり、

良心的に活動を停止するべきだったのです。彼らは創造者の

名前を全日本に知らしめる先頭に立ちましたが同時に、ウソ偽りを

宣伝し、或いはみすぼらしい貧乏人として、お名前に泥を

塗りました。

詩編 74:10

神​よ,いつ​まで​敵対​者​は​そしり​続ける​の​です​か。 敵​は​あなた​の​み名​を​永久​に​不敬​な​仕方​で​扱う​の​です​か。

 

JWに敬意を払う日本人はほとんど存在しません。嘘つき、仕事は

出来ない、貧乏人、元関係者もJWでまともな奴はいないと

言い切ります。日本の社会では隠れJWにならないと生きて

行けないのです。酷な言い方ですがJWは蒔いたものを

刈り取っているだけなのです。40年嘘つきの片棒を担ぎ

続けるのはマトモな人には不可能です。

 

 しかし彼らに他に行く場所はありません。

今さら辞める事はできません。金のある奴は老人ホーム

金のない奴は野垂れ死に、70才の坂を越えて銭湯へ行く

中古の自転車はアシスト自転車でした。