どうも。ଳみなづきです
普段は影のある女の子の絵を描いてます
最初からネタバレフルスロットルなのでご了承ください
本日は
メインキャラが13人いて
その大半は15〜16歳で
『ひろ』って名前のキャラがいて
ですわ口調のキャラと仲の良いパワー自慢のキャラがいて
ゲームが好きな白髪の子と仲の良いギャルがいて
中学時代の出来事がきっかけで不仲になってしまった幼馴染二人がいて
声真似が得意で蝶がモチーフに含まれてるキャラがいて
登場人物がもれなく全員死ぬゲームの話をします
と言うわけで
長らく「絶対好きなんだろうなぁ……」と思いながら
逆張りしてやれてなかった『魔法少女ノ魔女裁判』をクリアしたので
絶対好きだと思った理由と逆張りしてた理由と、少女達への所感をまとめました
ネタバレしかありませんので未プレイ人類は是非やってください
たぶんハマるのは確定だったんですよ
だって、日頃から影のある女の子の絵描いてますって言ってる奴ですよ……?
と言う冗談は置いといて
私はかつて『偽りのアリス』(以下イツアリ)と呼ばれるスマホゲームが好きでした。今も好きです
内容としてはざっくり言うと「物語の没案」となってしまった少女達(失敗作,アルターと呼ばれている)の集まる場所があって
そこには同じ名前を持つ「もう一人の自分」がいて、最後に残った一人が正式な物語の登場人物になれる……と言う言い伝えがあります
なので同じ没案(クロニカ)出身同士で協力したり、逆にいがみ合ったり
そんな環境の中で奇妙な友情が生まれたり、ほんまもんの殺伐があったりする感じです
この作品、アルターの設定が巧みだと思っていまして……
あ、逃げないでください。私がまのさばを語るうえでイツアリは切っても切れない関係なんです
例として出すのがこちらの【アルプスの傭兵】アーデルハイドさんです
※あさって終了※
— 偽りのアリス 公式アカウント (@itsuwari_alice) June 9, 2020
・ガチャ開催期間
~6/11 13:59
銃剣を持つ、ハイジ。またの名を、アーデルハイド。
過去に軍に所属していたらしく軍隊式の固い言葉を使おうとする。
「多く死のうが関係ありません。自分が生きるために、人は戦争するのです」
illust:Rozea#イツアリ pic.twitter.com/MtyrLZevuX
ネタバレ込みで説明すると
潜入を得意としており、初任務として元傭兵だった祖父を殺した過去を持っています
さらに原典で仲良しだったクララの家族を軍の任務で殺しており、生き残りであるクララに命を狙われています
なのにアーデルハイドさん、クララをめちゃくちゃ煽るんですよね
そうやって煽る一方で、言動の節々からクララを気にかけているのが見える
……と言うキャラなんですが
そこだけ聞くととんでもねぇ魔改造IFだなって思うじゃないですか
でも、原典を調べてみると「祖父が元傭兵」だったのはガチらしく
ありえたかもしれねぇな……と感じてしまう。そういう塩梅の子がたくさんいます
たぶん私がイツアリ好きだったのって
キャラクター自体はめちゃくちゃ魅力的で、関係性も萌えるのに
その子を取り巻く物語は「はい可愛いですね」で終わらせてくれないところなんですよね
まぁ当然まのさばも好きになるよね
でも、私は愚かな逆張りオタクだった
イツアリやってた人がまのさばにハマっていく流れは順当だと思ったが
公式Twitterから露悪的とまでは言わないものの節々に良くも悪くも悪意(サービス精神)の滲むテイストがあって「美少女の殺伐が好きな人向けですよ」と言うオーラをしてたので、めちゃくちゃ警戒した
美少女の殺伐が好きに関しては、その通りなので何も言えないのだが
でもまぁ、一年くらいやるかやらないか迷ってて事前情報まったく見てなかったわけだが
そんな私に転機が訪れた
創作畑のフレンドがこぞってやっているアストラルパーティでコラボが発表された
そして、速読くらげでもやれるのか? と言う好奇心が動いたので――
実際にやってみる……その前に
優しいフレンドさんから「公式サイト見て気になる子目星付けた方が良いよ」的な事を言われたので
私は「確かに。キャラ萌えとシリアスな展開のマリアージュを楽しむ作品であるなら、お気に入りの子を決めてその子の行く末を眺めた方がより楽しめるな!」と思い
いざ、公式サイトをチェックするのでした
なるほど。みんなかわいいな
……
この二階堂ヒロさんって子、かわいいな
◆死ぬ前に推せ!◆
— 魔法少女ノ魔女裁判 公式 (@13witch_Trials) May 12, 2025
本日、二階堂ヒロを今一度ご紹介いたします。
プレイに至る前に、元気な姿をご覧ください。#まのさば pic.twitter.com/SeTLXFVCGi
画像は公式のゲーム発売前の紹介(プレイ後に見た)
でもここで不安が襲います
私の好きになったキャラ、だいたいすぐ死ぬか物語の命運を背負いがち
テンション上がってきたなぁ~!(邪悪)
しかし、みんなかわいいのである
シェリーちゃんとか曇った時の落差がやばそうだから要注目ですし
犠牲者が多い仕組みである以上、くらげの推しダービーは波乱の展開となりそうだ
でもこのまま二階堂さんが独走したら面白いな(?)
などなど、さまざまに思いを馳せながら私はまのさばをやるのでした
完走した感想
ごめん。誤解されそうだけど一言で語るなら「言うほど鬱だったか……?」です
ただこの感想に至ったのにもちゃんと意味はあって
全体的にシリアスな作風だし、登場人物達の過去が鍵となるストーリーではあるので間違いなく重たい話ではあるんですよ
でも目の離せない展開の多さに良い意味で落ち込む暇が無かったのがすごく印象的で
気が付いたら次の地獄へ足を踏み入れてしまうんですよね
逆に何気ないシーンを知ってるほど何気ない発言が食い込んだり
知っている情報をあらゆる角度から見せてくるような
一度見聞きした情報が一度きりで終わるのではなく、別の場面や別の子の発言で意味が変わるような
後から刺してくる巧みさに関しては良い意味で苦しむ事が出来ました
プレイ体験に関しては……
こういった推理ADVを触るのはほぼ初めてだったので
うまくそれっぽい感想が出てこないのですが
魔法を絡めたトリックがきっちりしてて、謎が解けた時「そ、そう来たかぁ~!」となるのはアツい
これはもしかしてひょっとしなくてもすごいことなのではないか?
裁判を終えた後に処刑ボタンを長押しする事で物語を進めるシステムだったのはめちゃくちゃ没入感の補助になって良かったですね
長押しって言うのが良いし、完了後のSEも無情さを感じられて良い
あとは、前半では事件後にも探索パートが挟まってたけど
後半で探索パートがオミットされたことで個人的にはテンポが良くなった反面、「またこの流れかぁ……」となる事もややあったかな~
(この辺りは一長一短だ)
各キャラ所感
城ヶ崎ノア
圧倒的自由人に見えて、一周目でも二周目でも人のために「血液が蝶の絵になる魔法」をかけた真心の子
魔女化した時のモノクロな見た目とカラフルな涙の対比、好き
端的に言えば彼女は「魔法がゴーストペインターになってしまう呪い」を抱えてるわけでして
(本人が出来に納得行ってないのが最悪ポイント)
その結果世界的アーティスト【バルーン】の名声を得られて、(1-1の描写から)誇らしくも思っていたであろう一方で
蓄積されてたであろう「納得行く絵が完成しない苛立ち」と本来の絵を魔法に否定され否定されて当然と思うようになってしまった所や、同じく創作者気質(?)である夏目アンアンちゃんが劇の台本を二階堂さんに手伝ってもらった事をみんなに伝える事ができた対比だったりに蝕まれてたのかと思うといたたまれなさがある
このように絵が嫌いになってもおかしくない魔法なのに
(実際自分の絵が嫌いになってたし、納得行く絵が描けず部屋を塗り潰してたのに)
それでも絵を描く事だけはやめられなかったのは
子供の頃から描き続けて、今更描くのを止められなかったからなのだろうか
けれど己の絵を見られる事への恐怖がつきまとってたのが苦しい。おお
エマも二階堂さんもやり方は違えどノアを気にかけててよかったね
これからも夏目ちゃんとお幸せになりやがれ
蓮見レイア
一人で複数の味を持つおもしれぇ女
一周目で頼れる人ムーブをしたかと思えば嫉妬に狂った殺人者となり
二周目以降は目立ちたがり屋だけど根っこは善良なハイパーおもしろイケメンお姉さん
そしてそれらは彼女の抱える切ない過去とそれに基づいた明確な行動理念から発生する挙動であり
魔女化と言う現象がどんなものなのかを身をもって語っていた
目立ちたがりなのは事実だけど、承認欲求マンかと言われると「そうか……?」と思ってしまう節もある
確かに目立つ事が目的ではあったが、それは「母にもう一度見てもらいたい」切実な願いが根底にはあるし
魔女化した際の行動以外の下地には善性が宿ってると私は思う
要するに、切ない過去を秘めた心優しいおもしれー女って事だ(結論)
愛の残滓ENDでノアの仇取ろうとしたとこ好き
一人称「ボク」でもおかしくないのにそうしなかった製作サイドに拍手
佐伯ミリア
マジカル美少女受肉おじさん略してマ美肉おじさんかと思いきや
壮絶な出来事の果てに憧れを見つけた等身大の女の子だった
お前は強い
彼女の強さに偽りは無いが、牢屋敷の環境がトラウマ刺激しづらくて魔女化(による殺人を)ギリギリ回避出来たのはご存知の通りである
故に、回避出来なかったルートもちょっとだけ見たかった……
(レイアを見ながら)
夏目ちゃんとの関係性を私はおじなつと呼んでいる
おじなつ(断末魔)
これからの未来に幸あれ
夏目アンアン
彼女を取り巻く人間関係が好きだ
語りたい要素はそこそこあるが、おじなつとアンノアに全てが集約されている
すこやかであれ
完走した後に聞いた公式楽曲で激しいダメージを負いました
作中だと悲劇性もあるものの退廃的な鬱くしさを全身で受けてしまい、「おつらい……」程度だったのですが
公式公開されたママンの廃人っぷりや叔母の忌み子扱い(まぁそうもなるよ……)や
曲中の夏目ちゃんの絶望具合を見てヒュッとなり…………
完走済みのみんなも聞こう!
これからもノアちゃんとお幸せになりやがれ
遠野ハンナ
おぜう。ぽい割に俗っぽい裁縫プリンセス
ツッコミ労働組合の方
お嬢様口調と俗っぽい言葉の混ざった喋り好きなので非常に助かりました(?)
エマとシェリーちゃんとセットで信号機ってイメージがあります
魔女化して2KILLしたけど、本質は善性の子なんだよなぁ……
だって劇で使うはずの服にあしらわれたあの刺繍って、本来は殺したのを隠すためじゃなかったんだろう?
私、お嬢様って「精神」だと思うんですよ
強く気高く美しいあなたは正真正銘のレディです
橘シェリー
こういう明るい子が曇る瞬間を見るのが生きがいなんですよね(初見感想)
曇らなかった……(曇らなかったと言うには語弊があるが、彼女の"強さ"をたたえて「曇らなかった」と言い切る)
本人は人の心ないなったって言ってるけど
義理の両親の望む子供になろうとしたり、ハンナを助けようとしたり
名探偵になったきっかけと言い、人のために行動を起こそうとする事ができる子ではあるのよね
くらげはおつらい過去を持つ明るい子に弱いので、お気に入りトップ3を挙げるならヒロ,アンアンに並ぶくらい好きです
(前者二人は見た目票がでかすぎる。いや、シェリーも寒色系推しなのは否定できないが……)
推理苦手だったので彼女に助けられる場面はそこそこありました
お前が名探偵だ
ハンナの魔女化に対してのアプローチが一周目と二周目で異なるけどどちらもまごうことなき「愛」で良かった
はぁシェリハン
紫藤アリサ
脱獄しようとした時の情報教えてくれるしぜってぇこいつ良い奴だって! ←序盤の感想
前科はあるけど、常識人組には間違いなく入っている
優しさゆえに棘を纏い威嚇してる子
どんどん株が上がっていく女。たぶん本人は不本意
くらげはこういうハリネズミみたいな子に弱いとされます
すこやかであれ
余談だけど、そろそろ公式楽曲が公開される気配があるぞ!
かなりおつらそうな気配があるので身構えています
黒部ナノカ
美しい姉妹愛だね……
処刑シーンに全てを持って行かれてる女
普段は冷静できっちりしてて、淡々としてて、でも相手を信頼した時の想いはクソデカ
有能かポンコツか、度々話題になるらしいですが
個人的には紫藤ちゃんへの熱い偏見とかミリアの件など誤解してしまう所もあるけど
情報の抱え落ちをせず、役に立つ情報をくれる一点で有能ポジ認定します
(半端に過去を知れる事による誤解等は年相応さがあって好きだ)
過去の収容で名前が載ってたから「もしかして幽霊?」と思っていたが、真相を知った時おおになったよね
本題の処刑シーンですが、銃使いの彼女らしい最期だなぁ……と思っていたら
看守がナノカをかばって看守の正体が元姉である事が判明するまでの流れがマジでめちゃくちゃ好きで
普段はクールな子が身内絡みで取り乱す瞬間って良くてですね
冷静に淡々と振る舞っていた彼女が「お姉ちゃん」って言うのが
その後の叫びが、それでも離れない看守が、すごくて……
好きなシーンであると共に言葉を失うくらいおつらいシーンで、最高に最悪でした
(お姉さん魔女化して殺してしまって処刑されたらしいし、あの処刑方法って跡あるしお姉さんもコレで処刑されたでは説を見て人の心さんになったよね)
そして、全てが終わった後の素ナノカが……もう、ね
こちらも曲が出てるぞ!
ナノカの痛みと覚悟が感じられる激アツソングになってるぞ!
(サビで号泣するオタクの図)
沢渡ココ
アイドルに貢ぐためにスパチャ乞食してるメスガキかなって思ってたんです(ひどい)
壮絶な過去を抱えているじじい孝行の良い子でした(すまんかった)
あてぃし ←かわいい
二周目で一周目を視た時はびっくりしたわね。トレデキム~ ←だいすき
じっちゃが彼女の写真を毎日見てたの、言葉にできない"良さ"
辛い時もじっちゃがいたから頑張れていたんだろうなと思うと、きゅってなるし
じっちゃを見ていたから帰りたくて辛かったのも事実だと思うと切ない
見てるうちに株が上がっていく子だった
かなり好きだったかもしれない
じーちゃんとこれからも幸せでいてくれ
宝生マーゴ
宝生ゥ! にならなかった。ならなくていいです
この子ほんとにあの子らとタメなんか? て思ったけど、まどマギのマミさんと同年代でしたね(ずっと言ってる)
痛ましい過去を経て、自他を欺きながら生きていた子
エマの善性に触れて……って一周目の流れがもうきゅってなるね
え? アレSwitch版初出スチルだったんですか?
二周目はヤンデレお姉様で終わったかと思いきや、ちゃんと有能ムーブしてて流石姐さんっす最高っす
一周目でオシャレな部屋を見たからこそ、二周目の処刑後の二階堂さんのセリフが沁みる。こういうのに弱い
牢屋敷のみんなと幸せにね……
氷上メルル
チュートリアル役だったり部屋割りなどで怪しさを醸し出してた。黒幕だった
育ての親である大魔女のユキに会いたい一心で胸を痛めながらも(本人談)長年ユキに会えると信じて魔法使いの少女達を牢屋敷に監禁して魔女化させてたわけだけど
言葉の一つ一つに真実はあって、だからこそ余計タチが悪くて
でも最後に悲願だったユキとの再会を果たせて、ユキと共に逝けて良かった
あの時の二人の安らかなあたたかな顔が好きです
功罪の女
月代ユキ
書くか迷ったけど、書く
見た目と声はかなり好き。行動原理も最期も好き
遅効性の毒のようにじわじわと効いてくるキャラ性だなぁと感じました
人類滅亡リーチかかってたとは言え、復讐の炎は燃え尽きていたことに気付くのが遅すぎたね
愛ゆえに復讐を選び、愛ゆえに復讐を成せず
行い見ると悪い魔女ではあるのだけど、悪い魔女には向いてなかった女
牢屋敷くん(残留してる魔法の影響か)デストラップ多かったけど、それに関してどう思ってたんですかね……
罰を受けることと報われる事って両立すると思った
桜羽エマ
この子が一人称「ボク」なのかよ(第一印象)
一周目、何も知らなかったので二階堂さんとの確執がキーワードになるんかなって思ってました
色々あったけど、本当にユキと二階堂さんが大好きだったんだろうなって思うし、ユキと二階堂さんもエマが大好きだったんだろうなって思うよ
人間に復讐したかったはずのユキが復讐する気失せるのもわかるくらい良い子だもん
それでも復讐心を捨てきれず「この子が人類滅ぼしたら面白いだろうな〜」って魔女殺しの呪いを植え付けるのも……まぁ、わかるよ……
二階堂さんと仲直り出来て良かったね
(その前に起きた諸々の出来事を思い返し、苦い顔になる)
なんていうか、全体的にはこの子がいかに曇るかを眺めるゲームだなと思いました
だからこそ正史で最後に二階堂さんを繋ぎ止めたのが良くて、良い
やっぱエマユキヒロ三つ巴なんですよ
二階堂ヒロ
暁美ほむらであり、神楽ひかりでもある女
先述の通り、見た目から勢い良く惚れました
私が好きにならない理由が無い見た目過ぎる
そして真面目で凛々しい子はさらに大好物なのでもれなく大好き
きつめの言い方するとこも好き~!
涼野いとと蓮城寺べる様好きだったくらげだぞ。そりゃ落ちるだろ
非の打ち所が無い! 初手から好きになる要素しか無い!
正しさを信念として掲げるところ、好きだよ
でもかと言って正しさに心を囚われたわけでもなくちゃんと感情はあって、でも普段は正しさで感情をきちんと律してそうだし
それと同時にその正しさを理由に「エマが嫌い」って感情を許してそうな部分もあるところ、もっと好きだよ。若さだね
(ちなみにこの時点で私は公式2コマを一切読んでなかったものとする)
彼女がどのようにエマと仲直りしていくかがお楽しみポイントなのだろうな〜と内心めちゃくちゃウキウキしていた
していたのだが
なんか序盤にジャスティス先制アタックして見せしめのごとく看守にカウンターで殺されて草
(ジャスティス先制アタックとは︰オンゲキコラボで例のスチルに付けられたスキル名。オンゲキに元々あるスキルらしいのだが、あまりの親和性の高さに定着してしまいそうになっている)
これが「あなたの好きな子からいなくなるよう努力します」ってことかよ
Acacia(アカシア)です。
— 魔法少女ノ魔女裁判 公式 (@13witch_Trials) April 22, 2024
質問に回答いたします。 pic.twitter.com/UQj1s8vef2
くらげの推しっていつもそうですよね!
……まぁ、死んじゃったものは仕方ない(諦め)
あまりにも早々に退場するのは想定外だったが、最序盤退場者と言うのもなかなかに美味しい役どころさんなのではないだろうか?
公式サイトのキャラ紹介情報量が他のキャラと対して変わらないのも、序盤退場者だと悟らせないためのギミックだろうし
事前にキャラの概要を念入りに紹介されていたのなら「九条貴利矢ショック」ならぬ「二階堂ショック」を与えられること間違い無しだ
流石、お気に入りの子の死に様を眺めて苦しくなれるゲーム
その邪悪なサービス精神、誉れ高い
ともあれ、私だったらそういうキャラを一人は用意してしまう節があるので
そういう扱いだろうと仕方ないなぁ……と割り切っていたのだった
とは言え、寂しくなかった訳ではない
当然である。推しが死んだのだから
明らかに怪しいメルルがいたので邪推する余地すらあまり無かったのだが、「実はこいつが黒幕に関与してたりするのか……?」と内心めちゃくちゃ期待していたのも事実である
(一方で、エマが大魔女の鍵を握っているだろうとも思っていたので、大魔女絡みでないこと自体はなんとなく感じていたのだが……)
しかしそんなことはなく、メルルが黒幕だと判明した後、ココとマーゴとエマは牢屋敷から逃亡
ココは逃亡中にトラウマを刺激されて魔女化
マーゴはココに殺されてしまい、エマはメルルによって魔女化のトリガーを起動され、無事(?)敵討ちに成功
そんなこんなで最後まで生き残ったエマは、牢屋敷で出会った仲間達に思いを馳せる
その追憶もやがて忘却の彼方へと沈んでいく
そしてエマはふと思うのだった
そういえば、ヒロちゃんの魔法ってなんだったのかな……
本当にその通りである
マジでその通りなのである
こっちもずっと気になっていた
何か一枚噛んでいるのではと期待しまくっていた
全然そんなことなくて、見せしめに殺された哀れな犠牲者だった
おお我が推し、そんな姿も愛おしい
疑問を残したまま、魔女化したエマの恍惚とした笑顔とともに物語はエンドロールへと向かっていった
(この時の鬱くしい笑顔が個人的にめちゃくちゃ好きです。最高。最悪。LOVE)
……とはいえ、くらげはこの時点で「終わり」だとは思っていなかった
事前にフレンドから聞いていた所要時間との差
(20時間くらいかかると思っていたが、11時間で終わった)
公式サイトで公開されていたノアの過去と思わしきスチルが一枚未回収だったこと
このあたりから、二周目要素があること自体はほぼ確信していた
(二階堂さんがロープを見て睨むシーンは知らなかったので除外)
だからエンディングが巻き戻されていった時も
おお、やはり二周目要素があるんだな……
くらいのものだった
――ただし、くらげはひとつ思い違いをしていた
兎にも角にも、この牢屋敷、デストラップが多いのである
ゲームオーバーも何度か見てきた
そのせいなのか、私はすっかり「死んだらゲームオーバーになって、プレイヤー(共犯者)がやり直す」という感覚になっていた
だから二周目が始まっても、先述のようにしか思わなかった
そもそも、なぜ二周目が始まるのか?
そこを考えていなかったのである
……いや、このくらげ、ノベルゲー無知というわけではないんですよ
Key作品のアニメはそこそこ見ているし、近しい文化の作品に触れる機会もそれなりにあった
そう。二周目要素がある作品って、だいたい何かしら理由があるのである
誰かがループを引き起こしているとか
別の不可抗力によって時間が巻き戻されているとか
そんな至極当然のことを、愚かにもくらげはすっぽり忘れていたのである
そして、巻き戻された先で
二階堂さんが目を覚ましたわけでして
二階堂さん??????
と、なるわけなんですよ
思い出して見てください
私の好きになったキャラ、だいたいすぐ死ぬか物語の命運を背負いがち
…………
助けてーっ!!!!!!!!!
二階堂さんが好きだと言ったのを見ていた完走勢のフレンド、マジでどう思ってたんだ???
リアクションを肴に白米や酒を楽しまれるのは、音の出るくらげの宿命である
しかし私は、二階堂ショックでその役目は果たされたと、すっかり油断していた
こっちが本命だったのである
ガチで悔しかった
作者と共犯者達の目論見どおり、くらげは踊った。踊り狂った
そこからは正直なところ、二階堂さん好きの私にとってボーナスステージのような時間だった
……とも、言い難いような怒涛の展開が押し寄せてきたのである
そう
二周目のアドバンテージを投げ捨ててる二階堂さんに代わって
ココが魔女化強化版千里眼で未来を視てしまい
その後、突如黒幕のメルルの声が聞こえて、意識を失ったかと思ったら
意識が戻った頃には、メルルが殺されていたのである
くらげはしばらく、まんまと引っかかった
二階堂さんが生きていることで何らかの不都合があるからメルルが二階堂さんを殺そうとして、そのアリバイを偽装していたところを誰かに殺された
――そう信じて疑わなかった
そんなことはなかった
二階堂さんはあくまで足場で、ヤンデレお姉様に気に入られたメルルが気の毒な目に遭っただけだった
元々、メルルの境遇そのものには共感こそしていたのだが、一周目と比較してあまりにもあっけない死に様だったので、かなり同情してしまった
ここで二階堂さん主導の裁判システムについて語ろうと思う
彼女は今までの裁判コマンドの他に「偽証」で議論を発展させることが出来る
そこでの「正しい話をしよう」と言うセリフから彼女の正しさの在り方の断片を知れてたいへん良さがある
嘘で「私はみんなを信じている」と言う所
正しくないとも取れるが、その結果真犯人を暴けているので正しいのかもしれない
彼女の正しさって節々から人間らしさが見えて好きなんだよね
本人は優しくない正しいだけって言ってるけど
ノアが絵を描くための場所を探すのはまごう事無き優しさだろうがよ……!
そういうところ、最高に好きです
なんやかんやでメルル不在の中でも牢屋敷システムは継続されてしまい
二階堂さんはエマへの誤解が拭えないまま、エマ殺害計画を企てていく
冷静ぶっているものの、魔女に近付いているのは間違い無くてシンプルに怖い
現状の二階堂さんにとってエマの存在が魔女化推進装置なのも相まって、一周目でも見えていた二階堂さんの短所「正しさを理由に感情を正当化してしまう」が、ここで発動しているのである
(ゲームオーバー分岐の一つである、エマを殺せてしまったルートが案の定かなり晴れやかそうなのが、怖くて、苦しくて、好きだ)
しかし、様々な理由から計画は中断
次の犠牲者となったのはココだった
実はノアの魔女化が進行している描写があったので、当時の私は何の根拠も無しにノアを疑ってしまっていたのだが、真犯人はナノカ
(処刑シーンが好きなのはナノカ編で語ったので割愛する)
ナノカが魔女化してもなお二階堂さんに想いを託す所もまたアツい
ナノカさん信頼した相手に見せる感情デカくて好きだよ
(トラウマ起動しかねなかったから孤立してたんだろうな……)
……ここで、くらげはあることに気付く
これ、前回長めに生きてた人から順に殺されてないか?
つまり、次に死ぬのは紫藤ちゃん……
またしても被害者になってしまうのかと思うと、涙を禁じ得なかった
となると、シェリーもまた犯人になってしまうのだが
ハンナの過去やトラウマがまだ開示されていないので、そこだけずらすのではないか?
シェリーの禁忌にはもう一段階何かあるんじゃないか?
……などと、色々と憶測を立てていた
しかし、次の犠牲者は
まさかの夏目ちゃんだった
嘘だろ。そんなのくらげのデータに無い!
でも冷静に考えるとそうなんだよね
一周目の逆順ずっとやってるわけにはいかねぇんだよね
とは言え、薄々勘づき始めたタイミングで「やっべバレた」と言わんばかりに夏目ちゃんが犠牲になるのは巧みとしか言えない
そうしてエマの善性に触れ、真犯人だったノアの感情にも触れ……
ここの二階堂さんとノアの仲直りがすごく切なくて好きだ
名画を想起させる水槽の中で沈みゆくノアに二階堂さんが駆け寄るシーンは涙なしに語れない
愛ですよ……
そんなこんなで、二階堂さんにも少しずつ心の揺れ動きが見えてくるわけで
真相を確かめるべく、彼女はメルルの遺品を調べ――真実を知った
正しくないのは自分だった
エマに謝ろうと向かうが時すでに遅し
そこには次の犠牲者となったエマとレイアさんの姿が
ここがひどすぎる(褒め言葉)
二階堂さんの心の支えでもあったレイアさんと、幼馴染のエマが同時に犠牲になるなんて
そんなのあんまりすぎる。ありがとうございます(邪悪)
(でもあそこで写真見せてたら間違いなくエマの禁忌起動して人類滅亡スイッチ押されてたよね……)
ぶっちゃけここで勘の良い人ならハンナの過去開示来てないし真犯人はハンナだろうと読めるらしいんですが
メタ読み粉砕と怒涛の展開でそれどころじゃなかったです!
ここでもシェリーはハンナのために身を挺して魔女化阻止するしさぁ……!
しかし、忘れるはずがない
二階堂さんの魔法は【死に戻り】
エマとの仲直りはまだ諦めなくていいのである
(でもハンナ→レイアの好感度はドブだからこの時点でやや詰みだったのだが)
……と思ったところで、エマを殺されてお怒りのユキさんが登場
そういえば二階堂さんユキの自殺がトラウマだから自殺で死に戻りしたら魔女化確定でしたね……
詰みではないか?
まぁでも、鬱ゲーなのは予測出来てたし
鬱で終わるとしても納得は行く……
少なくとも、私はそう思っていた
ミリおじと紫藤ちゃんに見せられた
マーゴさん達が翻訳し、遺した、サバトの儀式に纏わる記録を見るまでは
二階堂さんは一人ではなかった
みんな、運命に抗おうと戦っていたのだ
そこで流れる『救いを求めるヒトの詩』がまた良い
(Switch版限定演出らしいですね)
みんなの想いと知識を受け取った二階堂さんは、魔女化が進行してる事から一縷の望みに賭けることを選んだ
そうして彼女は禁忌を越え、仲間のために魔法を使うのだった――
(ここの限定スチル恍惚エマとの対比になってるの後から知って膝から崩れ落ちた)
そして二階堂さんは願い通り初日まで戻る事に成功した……のだが
なれはてには至らなかったものの魔女化が進行し異形の姿となってしまう
ここでサバトの儀式を行うか選択を迫られるのだが
ぶっちゃけ、しない理由が無いだろ。と思った
例えそれが友達の心の傷を抉るつらい行為だとしても
二周目のみんなに報いるために、覚悟を決めなければならないと思った
……と言うかこの激アツ演出見といて儀式しないルートを回収する気にならなかった
(そこのセーブ忘れてたのでクリア後回収するの大変でした。死は救済だね……)
そこからの流れは物凄く鮮やか
裁判パートは良い意味で魔法使い理解度クイズって感じで良かった
私はみんなを信じている…………(号泣)
無事に儀式は成功し、ユキの本心を暴く事に成功し
大魔女の呪いを断ち切る事に成功したけれど
二階堂さんはサバトの儀式で必要だったとは言え仲間を傷つけた事を後悔していた
コラーッッッッッッッ! さよならじゃねぇだろお前ーっ!
なんでもかんでも背負うのはまだしも、
黙ってみんなの前からいなくなるなーっ!!!!
ユキもいなくなった残されたエマがいたたまれないだろうがーっ!
牢屋敷の友達がいたとしても幼馴染との思い出は無二だろうがーっ!!!!!
エマが一生引きずったらどうするんだーっ!!!!!!!!!!
しかし、エマは黙っていなかった
ありがとうエマ。ユキをも惑わす善性。お前を信じてた
そうして二人は泣き笑い、抱き合い……
っぱ幼馴染なんですわ…………(昇天)
ずっと二人が仲直りする過程を楽しみにしていたので、すごく嬉しい
良かった。本当に良かった。これからもみんな幸せにね……
(その後Switch版限定最終タイトル画面に殴られるくらげの図)
全体感想(後半戦)
最高すぎる……
私、光のオタクなんですけど、光に至るまでの過程はどこまでも暗くあってほしいんですよ
一度は本当に全滅があり得ると思わせて、そこから今まで物語で積み上げた全てを総動員して光へ持って行く流れが大好きなんです
絶望が見たいんじゃない。絶望を越えた果てにある光を見たいんだ
私はこれをシリアスサウナと呼んでいます
そしてここで先程話したイツアリも絡めて語りたい
イツアリも見ての通り死ぬほど殺伐としてるんですよ
良好な人間関係を築けている子もいれば、普通に殺し合う子もいるし
過去にとんでもない因縁を抱えている子もいる
ただ、そんな作品でも、最終的にはなんだかんだ章ごとのボスは救われるし
それぞれのキャラが抱えていたものにも何かしらの変化が生まれるんですよね
殺伐としているけど、殺伐そのものをゴールとしていない
それどころか番外編(イベントストーリー)はほのぼの路線もある
美少女の殺伐が好きな人向けと言う共通点でイツアリとまのさばを見てるだけかと思ったが
実際は「絶望から光までの道筋」、「苦しい過程を通ったからこそ味わえるハッピーエンドの満足感」に共通点があったのだと納得した
なので、まのさばのラストに関しては、ものすごくスッと入ったんですよね
散々苦しめられたぶん、最後に見える光がちゃんと眩しい
もちろん、ただ明るく終わればいいと言う話ではない
そこに至るまでにどれだけ苦しんだのか、何を失ったのか
何を抱えたままそれでも前へ進むのか
そういうものをしっかり積み重ねたうえで、たった一つの救済へと連れて行ってくれる
かつて創作に多大なる影響を与えた作品に感じた、好きだった要素をまのさばからもひしひしと感じられた
私が求めているものを真正面から出してくれた作品のひとつだと感じました
相性が良かった。と言うのかもしれない
ただ、この手の「絶望的状況からの起死回生」は飛び道具的な側面もあるのは否めないだろう
ここの制作は次回作も控えているが、それもかなりシリアス多めで楽しめそうだと感じる反面
一部のユーザーには「またまのさばみたく救済ルートがあるんだろうな」と逆にしらけさせてしまうリスクも孕んでいる
一度「この状況からでもひっくり返せる」と言う前例を作ってしまった以上
このようなメタ読みからは逃れられないだろう
しかし、案じてはならない
これはイツアリの身内であるKeyさんが通ってきた道だからである
Keyさんだって、切ない展開を用意しておきながら、最終的にはそれまで積み重ねてきたものによって問題を解決するトゥルーエンドがあったじゃないか
だから私はむしろ期待している
また救済かと思わせる事すらなくなる怒涛の展開を
そんな予想すら吹き飛ばす勢いでぶちかましてくれることを
胸を張れ、Acacia。お前ならやれる
ハートフル絶望シリアスに本気な、熱血極光系ADVブランドになれ
最後に
私はロスが激しいオタクである
自創作においても、ずっとあらゆるものに対して「まだ味がする」と噛みまくっているし
好きなものに対して「ずっと続いてほしかった」なんて願っていたガキである
子供向け作品って、世代交代が激しかったから余計にね……
青年向け以降の作品やスマホゲームって息が長いものも多いので、ありがたいなぁと思ってしまう自分もいて
だからこそ、ADVという媒体でキャラクターに愛着を持ってしまうと、かなり苦しい
今、まのさばロスがアツい!
物語としては(謎は残るものの)綺麗に完結している
元魔法使い達にもそれぞれの人生がある
そういう事をエンドロールの絵は語っているじゃないか
そんな中で、公式からエマ達の後日談がちょくちょく出ているらしいのは、かなりありがたい
ロスにスーッと効いてくる。うれしい
……ところで
なんか次回出るらしい二作にも二階堂ヒロって名前の、同じ見た目、同じ声のキャラがいるんですが……?
傍観者さんへ。
— 配信少女ノ裏垢迷宮 (@hanoura_maze) October 30, 2025
二階堂ヒロのプロフィールを
暴露します。 pic.twitter.com/bDFVWpSeNM
§ お報せ §
— 魔法少女ノ因習村 公式 (@mahoumura) December 7, 2025
二階堂ヒロについてお報せします。#まのむら pic.twitter.com/xzQjQ1eFhJ
ここまでやれとは言ってねぇだろ
買うか…………
最後は、完走後に描いた手癖二階堂さんで〆ようと思います
次回作でまた会おうな……


























