古典和歌の暗号を読み解け!~和歌は、ラップミュージック~
ラップミュージックの歌詞って、
「あい」は、「愛」でもあり、「英語の一人称のI」でもあり、「会い」でもあり…。
「ピース」は、「平和」でもあり、「パズルのピース」でもあり、「ひとかけら」でもあり、「指で作るピースサイン」でもあり…。
という構造になっていますよね。
古典和歌も同じように、
「その言葉の音」から表現されるものを複合的に考えていくと、
直訳ではない、【新しい訳】が、
どの歌からも、もれなく、ちゃんと出てくる!ということを発見しました。
いやはや、ワタクシ、
教科書の直訳を見て、全然、納得出来なかったんですよね~。
よければみなさんも、
国語の教科書の訳を、もう一度よくご覧ください。
「で、結局、何が言いたいの?」
「話にオチがないね…」
「日本語になってない」
というものがほとんどです。
なぜ、こんなおかしな事になっているかというと、
教科書は、「直訳しか見ていないから」です。
和歌は「ラップミュージック」であり、「暗号」なので!
直訳だけでは、作者の意図は分からない構造になっている!のデス!
古典和歌研究家 しじま にこ