アキョウを取り巻く現状と当店の思い | 「和漢、薬膳の恩恵をすべての人に」和漢ハカセの研究室

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ヘアケアサプリ「黒ツヤソフト」を開発した和漢SINCA専属薬学博士のブログ。和漢やサプリメント、薬膳の知識などをやさしく解説します。

 

 

皆様、こんにちは!

和漢サプリメントの専門店「和漢メディカ」専属薬学博士のドクターTei Kenです。
 

今日は、アキョウを取り巻く現状と、当店の思いについてお話しします。

 

 

和漢素材のアキョウの価格は、この5年間で約10倍に高騰しました。

 

中国のバブル経済の消費増による資源不足は深刻で、供給のバランスが中国国内でも崩れている現状です。

 

 

 

 

豚は成長するまでに半年位、牛は1年ほどなのに比べ、アキョウの原料になるロバは成長が遅く、5~6年かかります。

 

それも価格高騰の一因と言えます。

 

アキョウの希少価値とともに、今後ますます価格が上がっていくでしょう。

 

そしてこのような影響を受け、当店は一部商品の改良をせざるを得ない状況になりました。

 

本来なら、別原料を使用する手段が考えられますが「原料レベルでの安全安心の高品質」と「由緒ある伝統製法のアキョウの提供」。

 

この二つは絶対に揺るがない、私どものポリシーです。

 

 

 

 

原料レベルでの安全安心の高品質

 

今では手に入れやすい価格のアキョウもありますが、2011年に発表された学術論文では、中国市場のアキョウをDNA検査したところ、全体の93.5%は牛由来だと分かり、ロバ由来の本物のアキョウはわずか6.5%に過ぎませんでした。

 

※アキョウは中国の法律で、原料は「ロバの皮のみ」と定められています。

 

 

アキョウは中国でしか作れないため、日本市場でも同じことが言えます。

 

つまり、全てのアキョウの価格が高騰しているわけではありません。

 

価格高騰の対象となるのは、効能が認められ、安全性が保証されている本物のアキョウだけです。

 

価格変動は今後も上がっていくことが予想されます。

 

 

 

 

原料供給元も、日本国内工場も安心のGMP認定です。

 

 

 

由緒ある伝統製法のアキョウの提供

 

現在では、アキョウを分解したニオイのないものも作られていますが、その場合、成分がほぼコラーゲンだけになってしまい、アキョウとは言えません。

 

アキョウは様々な成分の複合体であり、研究において、薬効成分のカギはコラーゲンではなく、特殊なたんぱく質の中にあることが分かってきました。

 

伝統製法で作るアキョウだからこそ、有効成分を含有しているのです。

 

 

 

 

 

最後に

 

当店はアキョウ原料の産地、安全性検査、含有成分、DNA検査に至るまで、お客様への情報開示を創業当初からずっと変わらず、これからも取り組んでまいります。

 

大切なお客様が口にする商品です。

 

絶対に妥協したくないというのが正直な気持ちです。

 

当店が使用するアキョウは、原料の段階から安全性を徹底的に管理し、ほかにはない純度100%の品質を当店専用に特別製造しています。

 

和漢メディカは、日本ではじめてアキョウを販売した専門企業として「いのちを養う漢方アキョウの良さを日本中に広める」という使命のもと、本物のアキョウの普及に、精一杯努めてまいります。

 

 

 

 

【アキョウ(阿膠)について】

⇒アキョウ(阿膠)って何?

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⇒にせものアキョウに要注意!

⇒アキョウを取り巻く現状と当店の思い

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