天神バンクドスラローム
「バンクドスラローム」
待機の時は、自分はずっと「ゼロ」の状態で、その間に誰かの時間が始まっていて、
ゲートを思い切り引いて勢いをつけてスタートを切る。
「ゼロ」が解き放たれて自分だけの戦いが始まる。その瞬間が好き。
ギリギリを攻めるか、攻めすぎてやられるか、抑えて無難にこなすか。その葛藤が好き。
ギリギリを攻めて、バンクの高いところを気持ちよく曲がってく感じが、最高に好き。
でも、バンクはいっぱいあって、集中力を途切らせられない、その感じも好き。
滑り終わったみんなは、悔しい思いや、やり切った快感を、繰り返し口にする。
みんな、自分と戦ったんだ。
共に戦った仲間が、健闘を讃えらた時、素直に嬉しい。
大怪我を乗り越えて、健闘したあの人や、あの人を、とても尊敬するし、色んな思いをのせた笑顔を見ると素直に嬉しい。
私は、ギリギリを攻めて100%出すか、コケるか、どちらかしかない、という気持ちで挑んで、2回コケました。
結果は12位。
これが 私の実力ですが、まだ、もっと成長できると思う。
もう少しで41歳。
そろそろ バンクドでは40歳以上のクラスに入りたいですが、まだ、許してくれそうもないので、若者達と一緒に自分と戦っていこうと思います!
初めて出場した、天神バンクドスラローム、最高に楽しい大会をありがとうございます。
ライダー枠を与えてくれた、NORRONA fullmarks 様
去年から バンクドに自信を持てなくなっていたところに、出場の機会を与えてくれたおかげで、新たに挑戦することができ、感覚を取り戻す事ができて、本当に良い経験となりました!
楽しい時間と環境をありがとうございます!!