篠笛のお稽古の帰り道、買い物してまっすぐ帰宅するつもりだったのだけど、ふと思い立ち数年前までよく立ち寄ってた神社にお参りしてきました。
この神社は私が心身ともに疲れ果ててたときにほぼ毎日のように通ってはぼーっと時間を過ごした場所。とあるきっかけで自分の鎮守神社が別のところにあると知ってからはそちらに通うのがメインになり同時に自分も安定してきて少しずつ足が遠のき、今では年に数回うかがう程度になっていました。

この神社に足繁く来ていた頃、ふと気づくといつもクロアゲハが自分の周囲を飛び回っていました。
木々が生い茂ってる場所だから蝶くらいいてもおかしくないくらいの気持ちで気にしてなかったんですが、行くと必ず出会える。この神社に住んでる蝶なんだなーとそのときは思っていました。
そのうちに行けば会えるのは当たり前になっていて違和感すらなかったのですが、よくよく考えてみると蝶なんていないはずの寒い季節でさえ、必ず会えるというのに気づきました。
もしかして神様のお使いなのかもとありがたく思えるようになりました。
それ以来、別の神社にお参りしても例えばパワースポットと言われる場所などにいってもクロアゲハが現われる。パワースポットと聞きながらもなんだかあまり好きになれないところだと現れないのです。
そんな違いにも気づくようになって、そうか、クロアゲハは私に合う場所にあらわれてくれるんだ・・と勝手に解釈して今に至ります。
先日、友達と横須賀の走水神社を初めて訪れたときも会えたし、その後自分の産土神社にも立ち寄ったのですが、そこでも会えました。産土神社は行けば絶対会えるのですが。
ま、頃は夏。蝶がいてもおかしくない季節ではあります。

で、本日。ふとお参りしから帰ろうと思い参拝しました。
お参りを終え、顔を上げるとクロアゲハが近くを飛び回っていました。
やっぱり会えたね。とてもうれしい気分。
しかも今日は驚くことに二匹のクロアゲハが。
いつも一匹なのに・・。二匹のクロアゲハはわたしの周囲をしばらく飛び回っていました。
蝶と会話ができたらいいのになーと思いながら飛び回る美しい姿をしばらく眺めて癒やされてきました。

帰宅してから思い出したのですが、今日は二十四節気の白露だったんですね。
二十四節気には神社参りすると決めてるのですが、夏はさすがに暑くてちょっとサボり気味でした。その白露の日にふと立ち寄る気になったのは「呼ばれた」のでしょうか。今日は各地で地震もあったようですし、日本と日本人へのご加護に感謝し、また改めて強いお導きと後押しをお願いして帰宅しました。