4月30日、長野県の分杭峠に日帰りバスツアーで参加してきました。
なぜ4/30の日記を今ごろ・・というと、続く連休と体調崩して昨日まで寝込んでいたためでした。

さて、分杭峠はゼロ磁場として有名な場所です。日本列島を東西に走る中央構造線上にあり、二つの地層がぶつかりあう場所として大地の力が強いとされているところです。
パワースポットと一括りで言われてますが、ここは「願い事が叶う」ような場所ではありません。
他と違うエネルギーが存在する場所というのが正しいと思います。
私がこの場所を訪れたいと思ったのは去年の秋でした。でも分杭峠への道は通れる期間が決まっています。(4月から11月半ばごろまで。その時の状況により変動)私がバスツアーを探そうかなと思いついた時にはすでにこの期間を超えていたため、およそ半年、この日を待っていました。
一人でいくつもりでしたので、もともと一人で申し込みしていたのですが、そうだ、もしかしたら誰か行きたいかもしれないと思いたち、数人に声かけるもことごとくフラれ、これはもう一人で来い(行け)ということなのね・・と初の一人旅(大げさ(⌒-⌒; ))となりました。

なんといっても新宿ー分杭峠ー新宿を1日で行って帰ってくるのですからかなりの強行旅です。
実際、現地にいる時間よりバスに乗ってる時間のほうが長かったし・・。朝、6時45分に新宿駅集合、7時に出発ということで、4時半起き、当然始発のバスがないので駅までの15分の道のりを歩くことに。まずはこの朝の徒歩時間がなんとも気持ち良かったです。地球がだんだんと目覚めていく感覚、まだ眠りの中にある町の中を少し冷たい空気を感じながら歩くのは最高でした。毎朝毎朝、私たちはこんな素敵な朝をもらっているんだなーと思うと、普段まだ夢の中にいる自分がもったいない氣すらしました。

新宿を7時すぎに出発し、一路長野へ。
しかしここでミスに気づきました。そうか、GWに入ったんだっけ・・と。
我が家はカレンダー通りなので、赤い日以外は平日なので気付かなかったけど、大手はもうお休みになってる。ガイドさんも「予定より時間がかかる可能性が」とおっしゃる。通常なら3時間でつくところがもしかしたら・・と聞いた瞬間、失敗したかも・・とがっくり。
真夏は暑くていやだし、梅雨は避けたいし、秋も雨季があるし、できるだけ早く行きたいしで4月を選んだのに、まさかの渋滞にハマりそうとはなんたる不運( ; _ ; )
でも天は我に味方してくれました、ガイドさんもびっくりするほど道は空き空き、順調すぎるほど順調に現地到着。これはまさに呼ばれたなとバスツアーに参加していた誰もが思ったでしょう。
でも旅にハプニングはつきもの、順調と浮かれていたら分杭峠でまさかの一時間ロスをすることに。分杭峠は一般車両の駐車が禁止なので、麓からシャトルバスに乗らねばなりません。しかも片道15分。一台のバスが行って帰ってくるのに30分かかります。それなのにその日に限って(?)バスは一台しか運行されておらず、1台目に乗れなかった人は30分待たねばなりません。シャトルバスの定員は20名ちょい。バスツアーの参加者は46名プラス個人のお客。
せっかく近くまで順調にたどり着いたのに30分待つことになってしまいました。
でもこの30分のタイムロスがこのバスツアーにお一人様で参加していた女性たちの団結力を強め(⌒-⌒; )和気藹々な雰囲気になれたのは結果、良かったし、いい流れの中にいたのだと今になると思います。帰りも麓にいくために30分の待ち時間があったのでしめて一時間、待機時間となりました。

分杭峠は本当に素晴らしいところでした。まずはその景色が最高です。遠くは諏訪湖まで見渡せるその山間とその山をなでるように走り抜ける風、柔らかな日差しに小鳥の声。遠くに聞こえる水の音。すべて完璧です。まずはその「氣」を感じるという場所に行きました。
そこは山の斜面がひな壇のようになっていて、人々がそこに座り、瞑想したりぼーっとしたりしていました。でも個人的にはなんだか人の氣がわいわいとしてて話し声も聞こえちゃうしで落ち着かないので、早々に水場に向かうことにしました。ちなみにここで自分を写した写真にはオーブが写ってました。なぜか頭部に集中してまとわりつくかんじに。
水場へは15分くらいの道のりなのですが、この道のりが素敵でした。とにかく景色がいい。気持ちがいい。キラキラとしたみずみずしい空気が染み渡っていくようです。
水場ではもっていったペットボトルに水を汲みましたが、ここの水は直接飲料水にはできないそうなので沸騰させてから飲むようです。その立て看板を見逃して一口飲んじゃいました(⌒-⌒; )
結局帰りのバスがくるまでそのあたりをウロウロしてあちこちの写真を撮りました。
個人的にはバス乗り場から水場への道の間のとある場所が一番「なにかを感じ」ました。
その場所はひな壇の斜面のちょうど真上あたりの位置です。人の氣のわずらわしさを感じなくていいし、ひな壇より高い位置にあるので、ストレートに空気が通り抜けます。
そこが一番、「ずっといたい」と思えるところでした。これは私だけでなく他の数名のツアー客の女性も言っていました。

その後は諏訪湖に少し滞在し、帰路へ。帰りも順調で混雑することなく帰宅できたのは本当にツイていたと思います。

翌日、腰のあたりになんとなく違和感が。昨日歩きすぎたかな。
でも筋肉痛とか、筋をおかしくしたとかではない違和感。うまく説明できませんが、高熱を出した時に皮膚感覚が敏感になって布が触れただけで肌が痛いと感じることありますよね、あのかんじです。皮膚の表面が痛い。熱でもあるのかなーと思ったんですが、翌日からは我が家も連休。
あちこち出かける予定も入っていたので軽い違和感を抱えたまま、連休を乗り切りました。
しかし連休が終わった途端、その症状が悪化、肌の痛みはとうとう全身に。まさに高熱中のあのいやな感じです。と、腹痛からいつもの下痢への流れに。私にとってこの症状は浄化なので、あれれ、なんだろ・・と思っていたのですが、翌日さらにひどくなってしまいました。いつもは下してもその場だけでおさまるのに、今回は日をまたぎ、さらに吐き気と微熱と頭痛まで引き連れてまる1日、動けなくなってしまいました。翌日には写真仲間とおさんぽの予定、翌週からは義母との旅行が控えていたのに・・。吐き気がひどくて話すのもいやだったのですが、急遽連絡とって予定を延期していただきました( ; _ ; )
その日1日は起き上がることもままならず、食べることもできずに終わったのですが、その苦しみの中でふと、この浄化現象の理由がわかりました。おかげで翌日には軽い頭痛と微熱が残りましたが、それも夜を迎えるころにはほぼ平常に。
まだいつもの量は食べられないけど、今日は犬の散歩にも行けたのでやっぱり風邪とかではなく必要な変化だったのですね。