昨日は酒蔵、白木恒彦商店に行ってきました
こちらは天保六年総業の、古い蔵元です
天保6年と言うと約190年ぐらい前でしょうか
今の建物は1891年(明治21年)の
濃尾大震災で倒れてから再築されたそうです
濃尾地震は最大震度7:マグニチュード8
死傷者数: 7,273人、負傷者17,175人
被害地域: 岐阜県、愛知県、滋賀県、福井県など
前代未聞の大型地震でした
岐阜県でも被害にあった地域の建物は
殆ど倒れました



 

夫は余りお酒を呑む方でないですが、
甘党なので甘酒が大好きです
でも季節的に酒粕も無くなるので、
酒粕求めて酒蔵を探します
スーパーの酒粕は、固くて溶けにくいので
甘酒を作ると時間がかかります
それに値段は高くて味がイマイチ
こちらでは、達磨正宗、淡墨桜等の
お酒を作っています





この大釜は、お米を蒸す為に湯を沸かしたそうです
大人一人がゆうゆう入れるお風呂になりそう
五右衛門風呂だー





店に入ると、ここで作られたたくさんの
お酒の見本が並んでいました




ときどき古い馴染客が来て、店主も
一緒に呑む部屋
古いオルガン、ギター等が飾られています
蓄音機は、今も好んで使う人のための
新しい物です
お店のお嫁さんと思われる女性が
かけてくれたレコードは、松尾和子さんの
「誰よりも君を愛す」
皆さん覚えていますか😚




古い家具が置かれた趣のある部屋
壁には昔、酒作りの時に着た法被も




店の玄関前に、この屋の16代当主
昭和13年生れの恒彦さんが鎮座していました

若々しく私等と同じような年齢に見えたので
お元気でいいですねと話したら
「空元気や」と冗談を

恒彦さんは松尾和子さんのファンだったかも
知れませんね🤩
思わぬ楽しい時間になりました