すっかり元気になった今、
親の様子を見に、週に2回実家へ行くことにしています。
実際は予定している日以外にも、行くことはありますが
私がコロナ罹患や入院で、ほとんど実家に行けなかった10月は、
親のことを気にする余裕が全くなくて、
ある意味放置していました。
でも、入院中に母が1人で何度か病室に見舞いに来てくれたりしたので、
すっかり元気になったと嬉しく思っていました。
が、またここ数日調子が良くない様子。
母の体調がすぐれないと、
全盲の父の身の回りの事も滞ってしまうので、
母が無理しないように手伝いに行かざるを得ません。
そんな家事の合間に、
冷蔵庫チェックをしたり(賞味期限間近の食材や、複数購入しているものの有無等)、
親の薬のチェックをしたり、
その都度気になったこともあわせて見ています
母は、6月に入院した際、薬剤師さんからすすめられて、
壁掛け式のお薬カレンダーで薬を管理しています。
朝・昼・晩と寝る前に飲む薬を、1週間分それぞれのポケットに入れセットしておくもので(ポケットが4×7日分ある)、
飲んだらそのポケットが空になるので、とてもわかりやすいです。
お薬カレンダーを使う前は、全部瓶に入れて、気が向いたら飲んでいるといった感じだったので、
元々薬が好きではなく、医者が儲けるために処方していると思いがちな母は、出されてもほぼ飲んでいませんでした。
心臓の状態が悪化した原因とも言えます。
私は実家に行くたびに、
食卓近くに掛けているお薬カレンダーを見て、
母が薬を飲んでいなければ「飲んで」と声をかけていました。
電話で様子を聞く時も、必ず「薬は飲んだ?」と聞いていました。大抵「飲んだよ」と答えていた母。
だから、少し飲み忘れがあるかもしれないけれど、
ほぼほぼ飲んでいると思っていたのですが、、、
今日、改めて薬を点検してみると、まさかの
25日分
飲んでいないことが判明
ショックでした
私が行けてなかった10月がかなり怪しい。
母が体調悪くなるのも当たり前です。
当の本人は、
「先生に怒られるね〜」
等と、あまり気にしていない様子。
ちなみに、薬は朝食後飲むものだけ。
全てひとつの袋に入れられているので、お薬カレンダーのポケットからその一包を取り出して飲めばいいことになっています。
母はその袋一つ一つに日付を書いています。
ところが、飲み忘れる度に、
何度も何度も日付を上から書き直していて、
ぐちゃぐちゃでわかりにくい。
(今日、全部大きくはっきり書き直してきたけど)
また、困ったことに、
「今日の曜日」の認識がちょっと怪しくなってきていて、
お薬カレンダーに記されている「曜日」と、
母が認識している「その日の曜日」がずれている可能性も出てきました
参ったな・・・。
どうにかしてちゃんとしてあげたいという気持ちもある一方で、
もういいか、と思っている自分もいます。
冷たいけど。
ある程度の環境を整えて、
できる範囲内でサポートもして、
それでもうまくいかないのなら、
それは本人の運命なんじゃないかと思うのです。
冷たいけど。
でも、そう思っているのに、
なんだかやるせなくて。
母が自分で自分の命を縮めていっているような気がして、辛いです。
仕方ないけど。
弱っていく親の姿を見るのは、
たまりませんね。
これからもっともっと辛くなるんだろうなぁ。
ああ、先のことは考えないようにしなくては