先々週、母の介護認定の調査がありました。

(随分日が経ってしまったあせる


この日を迎えるまで、何度も母から抵抗がありました。


※これまでのこと↓



包括支援センターの方から介護認定の流れの説明を受け、

その後私からもたびたび母には話したのですが、

そういう複雑な話は記憶から抜け落ちていくようです。


母の中では、

娘(わたし)が勝手にやっていることで、

それにつきあってあげている

ということになっていました凝視


父とも何度か喧嘩したようです。。



でも、直前には納得したのか、

無事に当日を迎えました。


調査員の方は、私より少し年上の女性で、

おひとりで来られました。



そばで見ていて、プロって凄いなとつくづく思いました。

とっても自然な流れで、母の体の状態を質問していきました。


例えば、首から下げている名札を母に見せながら、

「私はこういうものです。ここに書いてある名前、読めますか。」(言い方は違ったかも)

といった感じで、視力の確認や、

聞こえ具合の確認をしたり。


結構突っ込んだことも聞かれるんだなと思ったのが、

尿漏れやお通じのことなども、具体的に質問されていました。


横で見ながら、もし私だったら・・・と、

自分に置き換えていろんな質問の答えを考えていたのですが、

調査員が男性だったら嫌だなとちょっぴり感じましたあせる


そして、体の動きを確認するために、

母が普段寝ている和室に2人で移動したのですが、

その時に、

調査員の方がさっと私に紙を渡して、

「動きを確認する間、ご家族の方はこちらを読んでおいてください。」

と。


見ると、認知機能面で家族が普段気になることをチェックできる項目がありました。


その流れがまたまたスムーズで、さりげなくて、

感動おねがい


ちょうど最近気になっていた事柄がいくつかあったので、チェックしました。

(例えば、物を盗られたなどの思い込みがあることや、事実とは違う解釈を頻繁にすること、など)


すべての質問が終わり、今後の流れについて簡単に説明がありました。


そして、調査員の方が帰る準備をされている時に、

母が予想もしていなかったことを楽しそうに言ったのです。


「なんだか心が解放された気分になりました照れ



え???

そうなの???ニヤニヤ



母は元々おしゃべりで、

昔はデパートのブティックで店長をしていたので、

人とあれこれ話すのは好きなのです。


そして、調査という形ではあるけれど、

言ってみればこの約1時間、他人が自分(母)のことに注目して質問してくれたわけで、

見方を変えれば、嬉しいひとときだったのかもしれません。



その後、私はいそいそ自宅へ帰り、

事前に打ち合わせしていた通り、調査員の方からの電話を待ちました。


そして、

母が実際とは違うことをいくつか話していたので、

それを修正する内容を報告しました。


でも、、、

電話を切ったあと、なんだか複雑な気分に。


母のことを告げ口しているような感覚がして悲しい


だけど、事実なんだから、割り切らなければ。


母の現状にあった認定をしてもらうためにも、

必要なんだ、と思うようにしました。



約1ヶ月後、認定結果が記された介護保険証が郵送されるそうです。


どんな結果であっても、

まずは市の担当の方々に、親のことを知ってもらえただけでも、大きな進歩ですキラキラ


とりあえずはここまで進むことができて(って、まだ認定の前だけど(笑))、ほっとしましたニコニコ