(⑤ まったり入院生活(術後2,3日目)左矢印)

2017年3月26日

退院日。
5泊もすると、愛着がわきます。
ベッドにも病院にも。
入院楽しかったけど、また来ちゃいけないよな、と思いながらお別れ。

迎えに来てくれた夫の車で、一度家に帰宅しました。


大掃除の真っ只中でした。

何が困るって、私が片付けなければいけないものが山積みにされていたり(普段から整理整頓していない私が悪いのですが)、私のものがいつものように捨てられていたり(ぱっと見いらなさそうな、エコバッグとか。私はいるのに。)、毎度のことでイライラスイッチが入りそうになりましたが、部屋の隅々まで掃除してくれたのはわかったので、ぐっとこらえました。

なんで勝手に人のものを捨てるんだろう。
いつもそこが理解できません。
言いませんが。。いつか言おう。。

そして、実家に持っていく着替えやその他もろもろをキャリーバッグにまた詰め込み、車で10分程の私の実家へ。

しばらく話したあと夫は自宅に帰り、私は母が敷いてくれた布団で一眠りしました。


なんか…落ち着かない滝汗

実家とは言え、私が育った家ではなく、
私が今の家に引っ越してきた後に、両親も今の場所に越してきたので、特に懐かしい思い出はない部屋。

そして、独り言の多い母、日中は韓国ドラマが常についている状況、自宅やついさっきまでいた静かな病室とは違い、落ち着きませんでした。

でも、その頃から少しずつ手術した方の胸に痛みのような張りのような違和感を感じ始めていて、歩くのも普通のスピードではとても歩けず、そろそろ歩き。。。
左手で何かをしようとしたら、ズキッ!!!
と胸に響くので、家事を免除されたのは助かりました。


夕方になり、実家のお風呂に入ることに。

実家の風呂場の脱衣所にある洗面台の鏡は、私の家のより大きくてよく見えます。

術後初めて、服を脱いで自分の両胸全体を見ました。


な、何これガーンガーンガーンガーンガーン

手術した左側の胸の下半分(乳頭の下あたりからおなかの上、ブラジャーの下の部分あたりまで)、そして、左の脇の下一帯と背中に近いところまで、
一面紫色の内出血ゲローゲローゲローゲローゲロー

怖くて気持ち悪くて、自分の体がどうなるのか不安でフラフラになりましたガーン

入院中、シャワー室に鏡があったけれどちょうど胸の上くらいからだったので見えなかったし、病室の洗面台に鏡はあったけれど、そこで全部脱いだりはしなかったので、全貌を見るのは初めてでしたえーん


どうしたらいいんだろう?
これは普通なんだろうか?
先生が昨日回診に来られた時、その時点で少しだけ見えた内出血について聞いた時は「そのうち消えるから大丈夫!」と言われたけど、こんなに広範囲とは思わなかった。色も紫色というか、どす黒いというか、とにかく気持ち悪すぎるゲロー 
たった一日でこんな風になったのかな、それとも昨日もこんな感じで、先生はちゃんと見た上で言ったのかな、とあれこれ考え、気分がどんより重くなりました。

次の診察は、病理結果が出る8日後。それまでこの状態で大丈夫なんだろうか???

ちなみに傷痕周辺は特に内出血があるわけでもなく、腫れている様子もなし。

実は、私のしこりがあった場所のすぐ近くに、とても太い血管が走っていて、入院前気になっていました。手術する時、この血管どうなるのだろう、と。

勝手な推測ですが、手術中にその血管から吹き出た血が行き場がなくて、左胸下半分やおなかの上、脇の下に留まってしまったのでは…と思いました。


それからは、「乳がん 術後 内出血」などでググりまくり。
でも、あまりヒットせず、他の部位の手術をされた方なども含めて、ごくわずかの経験談を見る限り、そのうち体内に吸収されると書いてありました。。。

でも、ホントにこんなに広範囲なのに吸収されるの???

触ると打ち身の時のように、鈍痛がしました。
とにかく、見なければ大丈夫。
手術慣れしてないから、いろいろ驚くんだ、と自分に言い聞かせました。


そして、病院でもしていたのですが、寝るときに体の左半分(手術側)が少し傾くように、体の左側の背中下に掛け布団や毛布などを折りたたんで差し込み、左腕も少し高さがつくように、腕の下に枕などを置いて寝るようにしました。

そうしないと、左の胸の傷周辺が張って痛くて、ゆっくり眠れなかったのです。