こんばんは。。。
今日はメンタルへろへろです。
乳がんの手術前より悪い。。。
そして、
私のヘタレっぷりが再確認できた1日でした。
一昨日から急に私を恐怖に陥れた
子宮のポリープ。
その日の夜から気になって気になって、
正直何をしていても頭に入りません。
ポリープの存在が気になるのではなく、
切除時の痛みが気になって仕方ないのです。
昨日、やはり敵を知ろうと思って、
覚悟を決めて、切除方法を調べていました。
そして、麻酔はするらしいけれど、
前処置の子宮口を広げるという工程が、
かなり痛いということが新たにわかり、
ここが最大の山場かと。
そして自分で調べておきながら、
さらに気分が滅入ってしまい、
昨夜も痛みを想像してなかなか眠れず
ただ、入院するなら日にちだけは早く決めに行かなければと思ったので、一昨日行ったクリニックへ朝から紹介状を書いてもらいに行きました。
そして、先生に
「麻酔はするんですよね！」
と一応聞いたら、
「麻酔、しませんよ！どこの病院に行ってもしませんよ。」
「えっ？」
いやいや、それは無理。
どういうこと？？
簡単にとれるの？
でも、ここでしないってことはそれなりだろうし、先生この間入院もできるから総合病院の方がいいと言ってたよね。。。
ポリープの場所の問題？
私は子宮口を広げたりしなくていいってこと？
頭のなかに一気に疑問がわいてきましたが、
とりあえず、
「い、痛みはどうでしょうか。それほどないってことでしょうか。。」
でも、先生は
「痛みは切ってみないとわからないけど、人それぞれなので。」
と上手に言葉を濁されました。
とりあえず総合病院で相談しようと、紹介状をもってそのまま行ってきました。
この総合病院は乳がんの手術を受けた病院ではないけれど、昔娘が低温やけどで入院したところ。懐かしいんだけど、懐かしむ余裕はなし！
最寄り駅からかなり歩くのですが、足取りの重いこと重いこと。両足に鉛が5個ぐらいついているようでした。
産婦人科の受付で問診票を書くように言われたのですが、その頃には不安と恐怖で字が震えました。
おまけに、トイレも緊張でますます近くなり、何度もトイレへ
しばらくして呼ばれ、最初は看護師さんの問診。
すぐに血圧を手首で測られたら、
な、なんと上が170、下が100
ここ数日眠れないことと、今めちゃくちゃ緊張してることを告げたら、それも多少は関係あるでしょうねと言われて、今度は腕ではかり直し。
それでも、上が140、下が90くらいでした。
半年前の血圧にまた戻ってしまったのかとがっかり。
両親が高血圧なのを指摘され、遺伝もあると。
そして、
乳がんを始め、今までの手術歴を聞かれ、
今日の目的と怖がり痛がりアピール。
と、そんな話を優しい看護師さんとしていると、
隣の部屋から、
絶叫が………
「ギャーッ！ギャーッ！！ギャーッ！！！」
2分ほど聞こえてきました。。。
もう、そこから私は恐怖以外の何ものでもなくなり、看護師さんの話も半分以上うわの空。
心臓バクバクするし、吐き気もするし、
お腹も痛くなってきて、待合室に戻る足もふらふら。
なんだったんだ、あれは…
何をされていたんだ…
やっぱり子宮近辺触るのは痛いんだ…
とはいえ、今日のところはとりあえず相談だし、
ポリープとるのは、麻酔しないなら意外と簡単かも。
と、心を落ち着けようとするけど、
さっきの絶叫が耳から離れません
そうこうしているうちに、いよいよ呼ばれて中へ。
紹介状を書いてもらった先生とは別の男の先生でしたが、もう今はそんなことどうだってよくて、とにかく、痛みの心配で吐きそうなくらいでした。
先生に
「麻酔はしないんですか？痛がり怖がりなんです。」
とアピールしたけど、
「麻酔はしませんねー。今から診てすぐ取れるところだったら、そのまま取ることもできますよ。でも、何もせずにそのまま置いといてもいいですけどね。」
と。
え？取らなくてもいいってこと？
とりあえず、診てもらうことに。
広い内診室の真ん中に、回転式の内診椅子があって、なんだか広くて落ち着かない。
そして、さっきの女性の絶叫はここだったんだ…
と、また悲鳴を思い出して恐怖に。
先生、中をゴニョゴニョしながら、
「今すぐ切れますけど、どうしますか？」
「えっ？そうですか、ど、どうしよう。。。
すぐ終わりますか？一瞬ですか？」
「一瞬ってことはないけれど、2,3分です。」
「い、痛みはどうでしょうか？」
「お腹の奥の方がチリチリするかもしれませんね。」
そんな会話をしながら、またしても先ほどの女性の絶叫が頭のなかで鳴り響いて止まりません
2,3分なんてあっという間だぞ！
どんなに痛くても、すぐ終わるぞ！
今日取ってしまえば、もう楽になるだろう！
という、積極派の意見と、
いや、さっき聞いただろう？あの絶叫。
ここは、どんなに痛がってもグイグイするかもだぞ。
それに、先生、そのまま様子見でもいいと言ったよ。
下手に内膜傷つけて刺激与えない方がいいんじゃないか？
という消極派の意見。
頭の中でめまぐるしく二つの意見が戦っていました。
もう恐怖MAXで足は震えるし、息もはぁはぁ。
その時、先生が
「このまま何もしなくてもいいですよ。無理にとらなくても。どうされますか。」
と、天使のような一言を
そして、まだ迷っている私に、
「とりあえず、一旦台降りましょうか。」
そうだった、すんごい格好で先生をお待たせしていた
「はい、す、すみません。。。」
台から降りるときも、フラフラ。
呆れるほどのヘタレっぷり。
診察室に戻り、
「すみません、勇気が出ませんでした
」
」と言うと、
「いえいえ、大丈夫ですよ。」
それから、説明を受け、
できてる場所が奥ではないので、外来ですぐ取れると。
放置して大きくならないのか聞いたら、そんなに成長することはないと。
また、癌化しないか聞いたら、
ポリープと癌は別物と。
ちょっとまだ詳しく聞きたかったけれど、
疲労感が半端じゃなくて、とりあえずお礼をいって退室しました。
それから、会計済ませて家まで帰ってきましたが、
あの絶叫が耳から離れません
吐き気がするけどお腹はすくので、お昼を食べ、
今度は予約していた歯医者へ。
そこへ向かいながらも、やっぱり絶叫が何度もよみがえってきて、歩きながら涙が出そうになりました。
それもノルバデックスのせいなのかわかりませんが、自分でも驚くほどショックが大きすぎて、病院嫌いが完全に復活。
もう、余計な検査はしたくない！！
せっかく、乳がん経験してから病院へ行くハードルが下がり、検査も頑張って受けていこうかなと前向きになっていたけれど、しばらくは無理です
大腸カメラも胃カメラも今はしない。する気になれない。しなきゃ死ぬならするかもだけど、もう今はいいや。体がん検査もクリニックの先生がした方がいいと判断した時だけにしよう。自分からはしない。先生も、今の私にはつよくオススメしないと言ってたし。
それに、ノルバデックスを飲むことも不快になってきて、なんとか飲まずに済ませることはできないんだろうか、とすら考える始末。
治療のために飲むのに、他が悪くなるかもしれないなんて、ホントの意味での治療になってる？
これで100%再発防げるならいいけど、防げたらいいなぁくらいで、逆に子宮がんになったりしたら踏んだり蹴ったり
どうにかならないんですか？もっと他にいい方法はないんですか？
私は胸はまだなんとか立ち向かえるけど、子宮系はホントに無理かも。。。
怖さが200倍くらい違う気がするのです
こんなこと書いてたら、子宮がんになられた方から呆れられると思いますが、それほど下は怖くて。だから婦人科にも21年行ってなかったくらいでして。。。
さっき、時々使ってるスマホのストレスチェックのアプリで心拍数とストレス度を測ってみたら、いつもより数値がドンと上がっていて、まだ心と体へのダメージが解消されてないようです。。
情けなくて、ホントにダメ人間
自分がこんなに痛みに、というか、痛みの恐怖に弱いとは、我ながら呆れます。
でも、まだ動悸がおさまらなくて、真剣に心療内科にでも行った方がいいんじゃないかという気がしてきました。
これを書いている今でも、絶叫が耳から離れないです
彼女、大丈夫かな。。。
相当痛かったよね。。。
はぁ。
次に病院に行くのは12月で、乳腺外科と婦人科。
その二つは仕方ないから行くけれど、ちょっと他に手を出すのは今はやめておきます。
お腹の痛みも、そんなに激しいわけでもないし、気のせいかもしれないし。
いろいろ思うことはあるけれど、この辺でやめておこう。
今日ほど乳がんになった自分を恨めしく思った日はありませんでした。
いろいろと気持ちが復活できるまでに少し時間が必要かもしれません。
そして、なんで乳がんの手術前よりも、この数日の恐怖の方が激しくて眠れなかったのか。
人間のウィークポイントって、思わぬところにあるんだなと思いました。
これが、今日の出来事。
ホントにヘタレでしょ！
思いっきり笑ってやってくださいな
私は疲れ果てて起き上がれません