2017年3月中旬
 

娘に話した翌日、部活があるからと娘は住んでいる場所へ帰っていきました。

毎回見送るのは辛いです。列車が去ってしまった後、新幹線の駅のホームから改札へ降りていくとき、涙で階段がにじみます。でも、今回は大丈夫でした。私も少しは強くなったかな。
 
次に会うのは、私が行く予定の7月末(←この時は)。
その時、傷痕見せてあげるねウインク
(ちなみに、来週行ってきまーす新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線前)
 
 
そして、私は入院までの3日間で、済ませておきたいことをバタバタ決行しましたDASH!
 
ワコールのリマンマショップへ
入院準備に何が必要かを検索していた時に、たまたまある方がブログで紹介していたのが、ワコールの乳がん患者用の下着ショップ。
 
 
部分切除だから大げさかなぁ、必要ないかなぁと思ったものの、そもそも乳がん患者用の下着専門のお店だなんて、
興味が湧きませんか?
今までその存在さえ知りませんでした。
新しい世界キラキラ
行きたいときに行く!!
電話で予約して、娘を送りに行ったその足で行ってみました。
 
とても楽しかった〜照れ
オフィスビルの一室にあったサロンのようなお店。
私の他に客はいなくて、担当の方がマンツーマンでいろんな商品を出してくれて、試着もたくさんさせてくれました。
担当の方といろいろ共通点があり、話も弾みました。
お値段はまあまあそれなりですが、気分があがるかわいいキャミソールとブラを買えて大満足ニコニコ
新しい場所に出会えたことに感謝キラキラ
 
保険会社の診断書準備
医療保険、がん保険などに入っていました。
私が今回治療をするにあたり、治療費とともに子どもへの仕送りや学費が何より心配で、最速で保険金をもらいたい!!そのため、手術日が決まった後すぐに電話で各社に連絡。
届いた書類を熟読し、診断書の用紙を忘れず入院の荷物へ入れ込みました。
 
書類請求したとき、電話の最後にどの会社もとても丁寧に
「どうぞお大事になさってください。」
と言われたのですが、そのたびにウルッときてしまいました。
見ず知らずの他人から優しい言葉をかけられるなんてえーん
例え、マニュアル通りのセリフであろうが、電話を受けられた方の心のこもった言葉だったと私は感じました。嬉しかったです照れ
 
夫の保険見直し(第一弾)
私は自分のがん保険に抗がん剤特約をつけていませんでした。毎年案内来てたのに、見もせず破り捨ててたもんなぁ。
なので、夫のがん保険が急に気になり見直したところ、穴だらけガーン
20年以上も前の契約のままだったのです。恐ろしいゲッソリ
 
そこで、休日でも手続き可能と聞き、夫と代理店へ。見直したい旨伝えていたら、窓口の女性に私の保険のことも聞かれたので(私のは別代理店)、
「それが乳がんになっちゃって明日入院して、明後日手術なんです。」
とまたぺらぺらしゃべってしまいました。
びっくりされたけど、私がヘラヘラしているので安心されたのか、
「私のお客様で看護師の方がいらっしゃいますが、がんになられても前向きに明るく治療される方は回復も早いとおっしゃってました!!」
と全力で励ましてくださいました。
 
ありがたいですね。こういう優しさラブラブ
ここでもパワーをいただきましたニコニコ
 
入院準備
病院から示された物の他に、いろんな方のブログを見て、必要なものを買い出しに。
一番悩んだのは、術後の下着でした。
先生は、手術の翌日だけ片胸帯をするけど、その後は普通にブラをしていいと。
看護師さんも、ノンワイヤーのブラなら安心かもと。
実際に片胸帯の後は、ノンワイヤーのブラと長袖のババシャツが重宝しました。ババシャツは介護用の前開きマジックテープタイプを念のため買っていたのですが、これ見た目こそあれですが、重宝しました!
回診のときにべりべりっと剥いで、さっと見せられましたウインク
 
また、一番役に立ったのは、100均で買った、ストロー穴の開いた蓋付きのコップ。
手術の翌日、まともに起き上がれなくて、蓋付きなのとストローをさせたのがかなり助かりました。
他に除菌シートやウェットティッシュ、不要なレジ袋も大活躍でした。
 
本当は…
SHINeeのポスター持って行きたかったー。
全室個室なんで、壁に私の好きなテミンキラキラのポスターを貼りたかったのですが、夫に断固反対されましたえーん
夫の親戚が見舞いに来てくれることにもなっていたからかな。
 
なので、荷物になったけど、
SHINeeのファンクラブ会報誌を一式持参しましたてへぺろ
見ごたえあるからねーキラキラキラキラキラキラ
 
 
私は、今回の入院がある意味楽しみで仕方なかったのです。
結婚してから初めて、1週間弱もの間、
家のことを考えず、誰のことも気にかけず、
ただ自分だけのことを考えていればいい時間を過ごせる
ということが、本当に嬉しくて嬉しくて笑い泣き笑い泣き笑い泣き
 
センチネルの注射のことは恐怖だったけれど、それさえ終わったら後は何とかなるような気がしていたので、
それよりも一人になれる喜びの方が大きかったのです。
 
だから、入院準備も、まるで旅行の準備をしている気分でした。
顔のマスクシートを日数分入れたり、もうちょっとでこっそりおやつも持っていこうかと思ったくらいにひひ
音楽や動画も山ほどスマホに入れ込んで、その準備で入院前夜は寝不足に。。。
 
今思えば、本当に能天気でした。
 
人生そんなに甘くはありません。
手術の後、退院してから、日を追うごとに私のメンタルは崩れていきます。。。。。ガーンガーンガーンガーンガーン
 
右矢印【最初の入院・手術】①20年ぶりの入院