〈①会社へ報告〉
2017年2月下旬(しばらくこの時期続いてます)
乳がんと確定され、あちこち友達にメールしまくった時、
遠方に住んでいる弟にも連絡しました。
再検査する話はしていたので、結果報告として。
すると、仕事柄医者や病気にそこそこ詳しい弟の
返信メールの中に、
「再発」や「転移」の文字が。
そうだった…
ガンって、再発や転移があるんだった…
切って終わりじゃなかった………
一気に恐怖が押し寄せてきました。
↑遅っ!!
「ガンだったよ、ガーン」なんてメールを送っている場合ではありませんでした
(弟も冷静に書いてくるからねー)
それからは、ネットを見ていても、
やたら葬儀社の広告が目に入るし、
私の死因はガン決定なのか…と思ったり、
随分前に買うだけ買ったエンディングノートや遺言書キットの存在を急に思い出し、いよいよ書くときが来たかと思ったり。
あれだけ死ぬことは怖くない、いつ死んでもいい、なんて思っていたのに、
こんな現実を突きつけられると、
自分の目の前に広がる大地が、先の方で崩れ落ちている感覚がして、
何ともしれない不安が押し寄せてきました。
いや、死よりも、今後私はどれだけの痛みと向き合い、
どのくらい耐えなければいけないのだろう、という
痛みの恐怖
に、押し潰されそうになりました。
その不安と恐怖が原因なのか、
総合病院の主治医に会うまでの3日間は、
吐き気と不眠の症状。
でも、夫にはどうしてもそれを知られたくなくて、
一緒にいるときは大丈夫アピールをしまくってました。
夫に弱いところを見せたくないのと、
ストレスの多い仕事をしている夫に、負担をかけたくなくて…。
二人で倒れちゃおしまいなんでね。
それにしても、
心の中で超ビビりながら、
表向き元気な笑顔で過ごしたのは、
結構疲れたな…。
〈③いざ総合病院へ!!〉