インド警備業ビジネス最新事情

若松かねしげです

インドでの機械警備事業を永年検討しているクライアントの要望により、4月18日から22日まで、私が6年前のインド訪問時に築いた人脈を使い、デリー、ムンバイ、バンガロールの3都市を訪問しました。

3年前のデリー・タージマハールホテルのテロ事件以来、インドの警備ビジネスは急成長しています。

〈デリー視察〉
 デリー到着翌日の19日(木)は、市内商業施設を中心に、ニューデリー駅前の「メイン・バザール」というわずか2kmに何千という最下層クラスの店がひしめき合っている商店街を視察しました。

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 つぎに、ニューデリーのへそと呼ばれる「コンノート・プレイス」に隣接する地下商店街を視察し、約300の店舗が庶民的な生活必需品を売っていました。

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これまでの商店街には機械警備設備もガードマンも不在でしたが、コンノート・プレイス(半径600mの円形商店街)のATM、宝石店、ブランド店では、機械警備が設置され、ドアボーイ兼務の警備員がいました。
 
インディラ・ガンジー国際空港に比較的近いショッピングモールでは、低、中、高所得層を対象にした3つモールが集まっていました。
低所得層の衣服品売り場では、チップによる警報装置と入口の警備員チェック、中所得層モールでは警備員と機械警備が主流であり、ブランド品中心の高所得層モールでは、警備員不在(私服警備の可能性あり)の欧米型ショッピングモールの風景でした。

この日だけで10km近く歩き、インドにおける警備員と機械警備の利用状況が把握できました。

次は、ムンバイ視察を報告します