東日本大震災発生1年後の戦い-公明党全国代表者懇談会が郡山市で開催
(2012・3・10)

昨年10月31日を最後に、この4ヶ月半、ブログ掲載ができませんでした。
言い訳になりますが、この間、大震災で半年遅れた地方統一選(岩手、宮城、福島)に全力投球し、
未だに放射能汚染から復興段階に進めない福島を救うために制定される「福島特別立法」および津波等による震災から事業再生を図る事業者を支援する「二重ローン対策法」の策定等のために、国会⇔福島⇔宮城の往復が続きました。

更に、大熊町、相馬市等の仮設住宅での住民懇談会で多くのお叱りを受けながら、一つ一つの要望に対応する作業も行いながら、公認会計士、税理士業務として、公益法人の公益認定という複雑な作業に挑戦。
同時に、地方自治体の公会計の作成作業に関わるなど、種々さまざまな業務に関与し、この日を迎えました。

2011年3月11日から1年。
2012年3月10日は、郡山市内で、公明党の全国都道府県代表が集まる「全国代表者懇談会」が開催されました。


午前中は、山口なつお公明党代表と共に、「ペップキッズ郡山」と呼ばれる施設の視察を行いました。

ここは、放射線が不安で子供達が外で遊ぶことをためらう親御さんのご要望を受け、屋内で10種類以上の「遊ぶ・学ぶ・育つ」環境を提供する安全な遊び場として、2011年12月23日、郡山市から子供たちへのクリスマスプレゼントとして完成しました。


開設から3ヶ月半の間に8万人が利用し、郡山市外からの利用者が2割もあり、大好評です!

郡山市を本店とするヨークベニマルから、建物と器具購入資金の寄付を受け、行政が年間7千万円の維持費でサービスを提供するという、新種のPFI(Private Finance Initiative:プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)でした。

子供料理教室ではかわいい本格的なシェフ姿があり、
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全速力の駆け足ゲームでは、子供達は汗びっしょりかいて、笑顔で遊んでいました。
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その後の「全国代表者懇談会」では、あえて原発で苦しむ福島県を含む被災地での開催という、東北被災地の現状把握と復興応援を兼ねた、公明党ならではの被災者に寄り添う形の大会が開催されました。

この会合では、福島、宮城、岩手3県本部の代表が、この1年間の大震災との闘争の経緯をこみあげるものを押さえながら、決意あふれる思いで語り、参加者は割れんばかりの拍手で応えていました。

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その後は、「福島復興会議」と称して、福島県本部所属の地方議員全員が集い、浪江町議、伊達と南相馬両市議による活動報告も、被災地現場での奮闘を訴えながら、ほとんどの参加者が被災者であるため、感傷を乗り越えながら、断じて放射能には負けない、との決意あふれる会合となりました。

この会合には、福島担当国会議員6人も参加し、県内地方議員の質問、要望に対して、彼らは議員立法等で民主党政権を引っ張ってきた責任感と実力が充分にあり、与党以上の的確な返答とさらなる改善を約束していました。

この日の3つの行事すべてが、「公明党チーム3000」の団結をそのまま表しており、「大衆とともに」という立党精神50周年を確認し、さらに次の50年につなげる大変意義ある日となりました。