若松かねしげです。

8月28日は、郡山市と須賀川市の市議選告示日でした。


両市に公明党代表の山口なつお参議院議員が応援に駆けつけてくれ、私も山口代表と行動を共にしました。

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放射能と闘う福島県中通りですが、
郡山市では、4人の候補者のために、なんと800人を超える大勢の支持者が応援に駆けつけてくれました!
真心からのご支援に、勇気百万倍で、勢いある出陣ができました。


この日、私は、公明党幹事長の井上義久衆議院議員とも合流し、福島県農業総合センターの現地調査を行いました。

この写真は1台2千万円の放射線濃度測定機です。9月1日から10台がフル稼働する予定です。
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現在までに、野菜、果実、原乳、鶏卵、キノコ、肉類、牧草、穀物、魚介類250品目、延べ5,154点のモニタリングを行いました。
その結果、1キロあたり22ベクレル(基準値は500ベクレル以下)のコメ1件が検出されたが、それ以外は、検出されてもわずかな値で、鮮度が高い野菜は、最近では全く検出されていないとのことです。

検査を行うこの機器の上段部の重さは1トンあり、液体窒素を入れる下段部が300kgです。
これだけの超重量機器を支えるため、床の構造強化工事が行われていました。

この視察には、福島県JA関係者が同席し、意見交換も行いました。

農産物生産者の本音は、
『いくら放射線量を測定し発表しても、消費者が買ってくれなければ意味がない。
毎日、測定結果におびえながら、これから何年、何十年と農業を営む農家の気持ちを政府、行政は解っているか!』
との叫びでした。

放射能の原因発生には原発事業を許可した政府にあり、農産物は国、県が全量買い上げて販売するのが筋であるとの訴えには説得力があります。

放射能問題解決の出口を明確にする「福島県特別立法」には、この日の農家の思いに応える内容にしなければならないことを強く強く決意しました!

30日は郡山市、31日は釜石市の選挙応援に行きます!