若松かねしげです

続きです

23日の午後
多少時間ができたので、ビックパレット内の様子を見て回りました。

前回にはなかった、布製の間仕切り部屋が設けられていました。
柱は段ボールで作ってあり、一人一畳。
頻尿の方や通路側で寝起きしている方に与えられていました。

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宮城県と岩手県の避難者は、仮設住宅の完成を待っています。

福島県内の避難者は、原発退避が解除され帰宅が許される日まで、この避難所で半年以上過ごさなければなりません。

毎日、炊き出しによる受け身の食事と創造性のない日々…
もう限界にきているのです。

避難者お一人おひとりに、「心のケア」が必要です。
家族同様に親身になってくれるサポーターが必要です。

東電社員と政府職員は、全ての避難家族、おひとりお一人に寄り添い担当し、その役割を担わなければならない。
そう、強く思いました。

夕方、16時半にはビッグパレットを出て、埼玉県上尾市にあるアイダ設計の食材拠点に向かいました。
アイダ設計は、週末になると各地の住宅展示場でイベントを行っているので、その経験が活きた今回の炊き出しイベントでした。

本当に簡単なメモ書きだけで、10種類のメニューと2000人分の食事を提供できたのは、これは、驚異的なことです!

まさに民間会社の顧客優先主義を、今こそ、政治家や行政が学び、実行しなければならないと思います。

そして、今後も、民間会社の義勇軍を募りながら、復興支援の戦いを拡大してまいります!