若松かねしげです

震災発生から4/14まで。
福島、宮城、岩手、青森4県の津波被災地を見て歩きました。

福島県
いわき市を含む福島県南部は、海岸沿いが海底から隆起したため、内陸部への津波侵入が比較的少なかった。
しかし、北部の相馬・南相馬市は遠浅のため、内陸数キロまで津波被害がありました。

さらに、出口が見えない原発被害が加わっています。

岩手県
岩手県はリアス式海岸のため、すさまじい津波の破壊力でした。
鉄筋、鉄骨、工場などからでた金属がねじ曲がり瓦礫となっています。
被災した三陸沿岸部地域の死亡・不明者比率は、他県より著しく高い。

宮城県
仙台市以南は遠浅により上記の相馬市と類似の被害状況です。
また、リアス式の女川、南三陸は岩手県と同様の津波被害が重なり、二通りの津波被害を受けた。
そのため宮城県の罹災者数が最大になったと推測する。
       死者  不明者  避難者
岩手県  3,811   4,721   48,736
宮城県  7,929   6,460   53,412
福島県  1,211   3,423   25,669
(出所:読売新聞2011年4月11日-単位:人)

3県3様、それぞれの県が抱える復旧・復興の課題はあまりにも大きいのが現実です。

しかし、今回のような被災は、今後人類の歴史千年以内に繰り返してはならないし、決して忘れてはならない数字であると思います。

復旧までの3~5年、復興までの10~15年、
私は一日も欠かさず、東日本復興に直結する行動をとり続ける決意です!