若松かねしげです。

4月13日は、宮古湾に面する宮古市中心市街地も視察しました。
10数キロの湾岸に街並みが広がっており、ほとんどの建物が崩壊していました。

死亡・行方不明者1,700名(人口5.9万人)と、岩手県では陸前高田市(約2,400名)に次ぐ犠牲者が多い市です。

さらに、山田町(人口1.9万人中 900人)、大槌町(人口1.5万人中 1600人)も視察しましたが、15mの津波に襲われた大槌町役場は、骨組みだけの姿となっていました。
津波の恐ろしさを目の当りにしました。

最後に訪れた釜石市では、21.4mの津波が1400人(人口3.9万人)の人命を奪いました。

この地域にある市や町はリアス式のため、中心市街地すべてが津波にのみこまれ、鉄骨ビルは、ほぼ鉄骨だけになっていました。

震災から1ヶ月がたち、瓦礫は自衛隊が撤去作業をしていますが、道路の瓦礫撤去以外は、全体としてはほとんど手つかず状態です。
釜石市には、6000人の避難者が、数十か所で避難生活をしています。

そこで、私は顧問先に連絡し、元気が出る芸能人の慰問派遣をお願いし、確約を得ることができました。
少しでも「笑顔」を届けたいと思います。


宿泊について:
この地域の復興拠点は、内陸部の遠野市ですが、市内の宿泊施設は満杯でした。
そこで、釜石から遠野経由で盛岡市に向かいましたが、道路は釜石を離れる車で混雑していました。