若松かねしげです。

4月8日、3月11日の震災からまもなく1ヵ月。
私は公明党井上義久幹事長および福島県会議員3人と合流し、埼玉県加須市(旧騎西高校)の双葉町避難所を訪問し、現地での課題を調査しました。

ここには現在、約1,400人の双葉町民が避難しています。
ですが、加須市にたどり着くまでには、双葉町から福島県川俣町に避難、その後、さいたま市スーパーアリーナへ移動。そして、3度目の避難所が加須市なのです。


この日の午後は、天皇陛下ご夫妻が慰問に来られるとあって、厳戒態勢の中、井戸川町長から、種々話をうかがいました。

双葉町は、福島第1原発5、6号機がある自治体で、原発と共に歩んできました。
それだけに町長は、「日本の国力をキープしながら、日本のエネルギーは何を主体にするか?」とのコメントは、原発全面否定では解決しない課題を、真剣かつ冷静に議論すべきとのメッセージと受け止めました。

また、福島県が被災者に5万円の義援金を支給することについて、、、
避難者の連絡手段は携帯電話しかなく、避難生活という異常事態の中で、その利用料は多額になり、1回の請求額でこの義援金は使い切ってしまいます。

このため、井上幹事長は、「被災者生活再建支援法(100万円口)」と原子力損害賠償法による同額の支給制度を、仮払も含め早急に支給できるよう全力を尽くすと決意を伝えていました。


その後、避難所の一角で、スーパーアリーナでお会いした(3月22日)避難者10数名の方々と再会し、懇談会を持ちました。

避難者の方々からは、避難生活が1ヵ月に及び、さまざまなストレスやプライバシーの問題を抱えていることなどを伺いました。
井上幹事長は、多くの切実な問題に真摯に対応することを約束していました。

ともに、一日も早く生活が再建できるよう取り組んで参ります!