若菜の通う学校で

高等部の生徒向けに

市の選挙管理委員会による「出前講座」が行われました


公職選挙法改正により

18歳から選挙権があるようになった為の説明会です

模擬演説会、模擬投票などもあり

保護者も参加出来るため

担任の先生から「お母さん、どうしますか?」と尋ねられました


最初は参加してみようかなぁ

と、思ったのです

若菜にもせっかく権利があるのならば

経験させてみたいな…なんて


しかし

立候補する方達は真剣勝負してるわけで

若菜が明確に意思表示出来るならまだしも

視線がいってる(ような気がする)

瞬きしたからこっちかな?

…程度の精度で投票して良いものか


ましてや

それぞれの候補の政策や活動状況を

読んで聞かせてどこまで理解出来るだろうか


という事で

若菜の選挙権は行使しない事に決めました



担任の先生に

「講座自体は若菜さん、参加しますか?」と聞かれたので

それは参加させてもらいました


日本には選挙という制度があって

社会はそうやって成り立っている

若菜がどこまで理解出来るか分からないけど

その説明はして欲しい

と、お願いしました