お久しぶりです、まきょです:)

引っ越しやらなんやらかんやらで
バタバタとした日々を過ごしておりました。


そんな中、この1ヶ月間少しずつ読み進め
先日読了したので感想を書きます。



『モモ』by ミヒャエル・エンデ


有名な本ですよね。

私の家にもずっとあって、ようやく読むことができました。

「読み終わるまでに1ヶ月かかったけど、
1ヶ月かけて読む本だった」

これが私が読み終わって率直に感じた感想です。


テーマは「時間」


忙しい現代人に、ハッとさせる大切な言葉が散りばめられています。

私が心に響いた部分です↓

p.95 時間とはすなわち生活なのです。そして生活とは、人間の心の中にあるものなのです。
人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそって、なくなってしまうのです。

これ、すごい究極な答えじゃないですか?
みんな生活はしてるけど、時間がなくてとにかくワタワタしている時って精神的にも余裕がなくて生きてる実感がない。
でも時間に余裕を持って過ごしてると、
あぁ、私生きてるんだなぁってすごく幸せに思う。

実は私は今、少し落ち着いて時間に余裕ができています。
だから、生活を痩せ細らせたくない。
と強く思いました。

p.310 ゆっくり歩けば歩くほど、はやくすすみます。いそげばいそぐほど、ちっともまえにすすめません

これを言葉にできちゃうのもすごい。
こうゆうこと沢山ありますよね。

急がば回れ

ことわざって、昔から伝わってるけど
人間の本質を突いたことだから
こう今も受け継がれてるんだな


今は、何も急いでない。
仕事は忙しいけど、仕事に飲まれるような感じではない。
家族と友達との時間も大切にしつつ
自分1人の時間も楽しんでいる。
すごく心に余裕がある。

だから、前まで自分がどんなに余裕がなかったか
比較して分かるんだ。

これからもいろんなことに挑戦したら
忙しくなったり頑張らなくちゃいけないこともあると思う。

そうゆう時にモモのことを思い出そう。
私も時間の音楽の花を大切にしたい。


読んで良かった本になりました^^