大切な存在のあなたへ
今週は夫の大学の卒業式でした。
夫は大学を卒業できたのは私の協力の
おかげだからと前日からホテルの予約を
して招待してくれました。
東京のホテルに泊まったのは初めてで
外国人観光客の多さに驚きました。
朝食会場に行くと8割くらいが外国人で
日本人は少数でした。
会場では色々な国の言葉が飛び交ってい
てここはどこの国かと思うほどでした。
そして卒業式会場である日本武道館は
沢山の学生や保護者であふれていました。
夫は20代の若い学生さんに交じっていると
保護者にしか見えません
卒業式ではNHKに就職する予定の学生
さんが司会を務めていてとても素晴ら
しかったです。
大学に戻って学位授与を受け通信大学の
仲間と一緒に写真撮影をしました。
大学の表門のところでは写真撮影のため
の行列ができていて某テーマパークのア
トラクションのようでした。
なぜか裏門の前では写真を撮る人はほと
んどいないのでそこで夫も写真をとりま
した。
裏門で写真を撮りながら夫は通信大学
なんて裏口入学みたいなもんだからね
と自虐的なことを言っていましたが(笑)
でもこの通信大学に在籍する人は5500人
そのうち今年卒業したのは250人
5%の人しか卒業しないらしいです。
夫はその5%になったのだからすごい事だと
私は思います。
夫が大学に入学した時私は途中で辞め
るだろうと思っていました。
それが断酒を始めてとうとう卒業にこぎ
つけたのは夫の努力の賜物です。
そして自分の努力だけで卒業できたので
はなく私のおかげだと東京観光旅行をプ
レゼントしてくれた夫に感謝です。
東京観光は楽しかったです。
旅行についてはまた来週にお話しできれ
ばと思っています。
めでたいお話しの後にお葬式のお話しを
するのは少しためらいますが人生はめで
たい事ばかりではないので悪しからず・・
先日父にひろさちや著書「お葬式を
どうするか」の本を読んでおいてと
渡されました。
私は今までお葬式について考えたことが
なかったので色々と勉強になりました。
この著者は仏教徒なので本来あるべき
仏教についてやお葬式の起源や供養の
本質、お墓の問題から最後は死に方ま
で多岐にわたって書いてありました。
私が一番心に残ったのは死に方について
の意見でした。
著者は死に方に理想を持たないのが理想
と言っています。
例えば畳の上で死ぬのが理想と言う方も
多いでしょう。
でも死と言うのは私たちが選べるもので
はないということです。
地震などの自然災害で思わぬ形で死を
迎える場合もあるでしょう。
どんな死に方でもその人にとっては厳粛
なる死なのだそうです。
自殺でさえも思い通りに死ねないのだから
思い通りにしようというその心を捨てる事
が大切だということです。
畳の上で死ねる努力はしてもいいけれど
それに執着しすぎない方が良いのだと私
は思いました。
またお墓を作ることも故人への執着を
残すことになるので作らなくてもいいと
説いています。
著者はインド人のように遺灰を海に流す
自然葬を勧めています。
これならお墓も作らないのでお金がかか
らず良いですね。
亡くなった人は天国にいると思えば別に
お墓にこだわらなくても良くなります。
このようにひろさちやさんは私たちの心
が軽くなるようなお葬式やお墓のあり方
や考え方を提案してくれるのでとても
読んでいて楽になりました。
今までお葬式について考えた事がない人
もいずれはその時が来るので一度読んで
みると良いですよ。
お葬式に限らず私たちは○○しなければ
いけないという思い込みを沢山持ってい
るのではないでしょうか？
例えば親には感謝しなければいけないと
か良い人にならなければいけないとか・・。
もちろん感謝できれば良いのですがたと
え親に不満を持っていても良いんですよね。
私達は無意識に親や周囲の思い込みを受
け継いでいます。
だからその思い込みに気づいて本当にそう
するべきなのか？と一度問い直してみるこ
とも必要だと思います。
みなさんが○○しなければいけない
と思うことは何ですか？
今日も一日断酒が出来ました。
ありがとうございました。
アルコール依存症の家族に振り回されな
いためのインナーチャイルドセラピー